第720毛 足掻き
ボタニスト1「…随分とお集まりですね…」
ボタニスト2「っすね~。うわっ!!オロロさんまで居るじゃないっすか!どういう風の吹き回しっすか!?」
ボ1「………」ゴゴゴゴゴ…
ボ2「!!あっ、しまったっす…つい名前を…」ワタワタ…
オロロ「アハハ…もう名指しで呼ばれてるからいいよ…。っというか、レーもヴィーも動いてるんなら、益々ボクが来る必要なかったな~…」ブツブツ…
レー(レノア)「………」
ヴィー(ヴィオレ)「なんかよく分かんないっすけど、それほど重要な案件だって事じゃないっすかね??」
浦賀(ロレア/副総長)「…そろそろ良いか?」
ヴィオレ「!!(……相変わらず謎の変化っすね副総長…)」
レノア「…失礼致しました副総長(今度は何の仮装でしょうか…)。私とこの……ヴィオレで、この者について聞き込み等の調査を行いました」
男「!!」
レノア「この者は日頃より、その御婦人に対し、身体的な暴力及び言葉による精神的苦痛を味わわせていたようで、近所の方々の証言の他、街中、教会等複数での『映像記憶』が残っていました」
エルター&ラックス「「!!」」
浦賀(ロレア/副総長)「やはりそうか…。しかし、なかなか尻尾を出さなかったな」
ヴィオレ「それなんすけど、どうもこのヒト、認識阻害か何かのスキル持ちだと思うんすよね。あるいは、『洗脳』みたいなやつの可能性もあるっす。いずれにせよ、そんなスキルっぽいものを駆使しながら、『あくまで家庭の問題』という部分でゴリ押していたみたいっす」
ニベア「………」ワナワナ…
リピア〘………〙
浦賀(ロレア/副総長)「そうか。ということは、それを『打ち消した』形だな?」
ヴィオレ「そっす。今は別件対応中っすけど、モイスチャーの姐さんが『保清』で打ち消したっす。そしたら証拠がゴロゴロ出てきて、ある意味豊作だったっす」
レノア「…ヴィオレ。すこし軽率な発言ですよ」キッ
ヴィオレ「!!すみませんでしたっす…」ペコッ
御婦人「! あっ…い、いえ…」
レノア「…ハァ…今、ヴィオレが言った通り、証拠は十分に揃いました。もう、いつでも連行可能です」
浦賀(ロレア/副総長)「うむ。やはりウラがあったようだな。ふたりとも、ご苦労だった」
レノア「職務を全うしたまでです」
ヴィオレ「っすね~♪ とりあえず、悪事を暴けてよかったっす」
リピア〘……(まさかロレア…ウラがあるぞと言いたいがために、変てこなスタイルを…〙
ニベア「………」
リピア〘…ニベア……〙
ニベア「大丈夫なの!!」
リピア〘…そうか……〙
男「…ッグ…この……」ギリッ
浦賀(ロレア/副総長)「さて、ウラ取りはできた。観念するんだな」
男「…くそっ!!くそくそくそくそくそ!!!!どいつもこいつも、俺を『バカにしやがって』!!」ブルブル…
男は、ふいに震えだす。
レノア&ヴィオレ「「!!」」
オロロ「! おろろ??♪♪」
浦賀(ロレア/副総長)「む?」
男「こんなセカイ、なくなれや!!お前らみんな、『恐怖に震えろ』!!!!!!」ヴンッ
ブワッ
浦賀(ロレア/副総長)「!」
リピア〘っな……〙
ニベア「!!これは……」
御婦人「!!!ひっ、ひぃっ!!」バッ
ラックス「!!お姉さん!!!!」
御婦人が頭を抱えてうずくまる。
その空間を
ミエナイ『ナニカ』が包み込み…
レノア「『レディ・ハーピー』」ヴンッ
ブワッ
男「!!!!!!」
ゴ……
包み込まれたその空間を
別の『圧』が包み込み返す。
同時に…
男「ッグハ!!」ガクンッ
男は膝から崩れ落ちる。
ザッ
レノア「この後に及んで、愚かな真似はやめなさい。次は、私も加減を間違えるかもしれませんよ?」
男「…っぐ……くそっ…がっ………」
エルター「……」パチクリ
ラックス「……」アングリ
ヴィオレ「う~ん、相変わらず容赦ないっすね~……」
浦賀(ロレア/副総長)「うむ。迅速な無力化、流石だな。いよいよもって、観念するが良い」グイッ
浦賀(ロレア/副総長)は、男を軽々と立たせ、後ろ手に拘束する。
男「………」
浦賀(ロレア/副総長)「よし。ひとまずこの者については、レノアとヴィオレにいったん任せても良いだろうか」クルッ
レノア「!」
ヴィオレ「え? いや、構わないっすけど、なんでっすか??」
浦賀(ロレア/副総長)「うむ。少しばかり、所用があってな」
浦賀(ロレア/副総長)はゆっくりと、ふたりを見る。
エルター&ラ「「!!」」
浦賀(ロレア/副総長)「少し、話をしても良いかな?」




