表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者様を召喚したら光り輝いてました  作者: 早々にフリーランス


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

721/824

第718毛 慟哭

ラ「っ…ぇ……あ、アナタは………」ビクビク…


浦賀うらが 亜留蔵あるぞう「私は浦賀 亜留蔵というモノだ。貴殿が私を呼んだ童かな? 助けを求める声が聴こえた故、参上仕った」


ラ「!!ぇ…ぁ……ボ、ボタニストさん…ですか??」ガクガクブルブル


浦賀「うむ。決して怪しいモノではない」


ラ「……………」ブルブル





エルター「………アワワワワ…」ワタワタ


リピア〘…なんだありゃ……〙


ニベア「相変わらずキモいチョイスなの!!」


エルター「え??」


リピア〘…ハァ…ふし…おっと、今は…エルターさんだったな。とりあえず大丈夫だ。あんなナリをしてるが、あれはウチの副総長…ほら、『カワリモノ(バケモノ)』のロレアだよ〙


エルター「!!あっ、あの方かい!?」バッ


ニベア「最近は特に変化のセンスが壊滅的なの!!」


リピア〘あまり言ってやるなニベア。…それにしても、アイツが直々に来るとはな……ん??〙



………



御婦人「……ハァ…ハァ……なんで……こんな時……に………グッ………」


ラ「!!」


浦賀(ロレア/副総長)「む、こちらが急病の方か。確かに苦しそうだな」


ラ「そ、そうなんです!!どうにか、助けてくだ」


???「おい!!こんなところにいたのか!!」




ラ「!!!?」ビクッ


浦賀(ロレア/副総長)「む?」



小道の奥


別の通り(道)から小道へ入ってきたと思われる


豊満な肉体の男がドタドタと走ってくる。



御婦人「!!ヒィッ!!」ビクッ



その声と足音を聞き


御婦人が弾かれたようにビクッと震える。



男「てめぇ調子にのんじゃねぇぞ!!また殴られた……あ゛!?」ピタッ



御婦人に近づくと同時に


男は


浦賀(ロレア/副総長)やラックスといった


御婦人以外の者がその場に居る事にようやく気がつく。



浦賀(ロレア/副総長)「…随分な物言いで来られたな男児よ。私はボタニストが一柱、浦賀 亜留藏という。貴殿、今、こちらの御婦人に何をしようとしていた??」ズ…



静かな圧が


浦賀(ロレア/副総長)から発せられる。



男は


一瞬たじろぐが



男「へぇ、へんてこな格好してますねぇ。いや俺は別に、カミさん(奥さん)が迷子になっていたから、連れて帰ろうとしてるだけっすよ」


ラ「え!?……」


浦賀(ロレア/副総長)「ほう。先程の発言からは、とてもそうは思えなかったがな」


男「いやいや、聞き間違いか何かでしょ?」


ラ「そ…そんな……」チラッ


御婦人「………ハァ…ハァ…」ブルブル…



浦賀(ロレア/副総長)「…今、こちらの方は何やら動悸がハゲしいようでな。こちらの童が私を呼んでくれたのだ。急を要すると判断し、医師か、『医療分野に精通している私達の仲間』を呼ばせていただくとしよう」


男「あ゛??」


男は僅かに怒気を見せる。


浦賀(ロレア/副総長)「なんだ?」



男「……いやいや、医者を呼ぶまでもないっすよ。こいつ、ちょっと走り過ぎたとかだと思いますし。…なんなら」


男は


浦賀(ロレア/副総長)に指をさす。


男「アンタの見た目が怖くて、発作でも起きちまったんじゃないすかねぇ?」ニヤニヤ


浦賀(ロレア/副総長)「む?」



男「そんないかつい格好してたら、誰だってビビりますよ。ボタニストさんなら、見た目にも気を遣うべきなんじゃないすかねぇ?」


浦賀(ロレア/副総長)「……そんなに…威圧的とは………」ガーン


男「自分で気付いてないとか、アタマ大丈夫っすか? とりあえず、そういう事なんで、もういいっすかね??」


男は言いながら



御婦人を引き寄せようとする。


ラ「ちょっ……!!」




………



エルター「……あの怯えよう……まさか…あのヒトが何か………!!」


エルターは


隣からハゲしい「圧」を感じる。





同時に




リピア〘………ニベア〙




ニベア「…………………………」ゴ…



リピア〘ニベア〙


ニベア「……………っ………分かってる……の…………『怒り』は…………抑えるの……………」フゥ…フゥ…



リピア〘……そうしろ。……いくら『オレと分けられる』からって、オレの方の許容量もあるんだからな……まぁ……気持ちはわかるが……〙


ニベア「……フゥ……フゥ………もう………『憤怒』とは………誰にも言わせないの……………」スゥ………




ニベアの圧が



徐々に静まっていく。



エルター「………ニベア…さん…」


リピア〘…大丈夫だ。ロレアが居るんなら、そんな簡単に引き下がったりしない。それに、さっき、医療分野云々って言ってたろ。……まさかとは思うが……〙


ニベア「…!!……そのまさかなの!!!!」


エルター「え??」バッ




………



浦賀(ロレア/副総長)「おっと、私の装いはともかく、貴殿にこの方を託すわけにはいかないな」ガシッ


御婦人へと向かっていた


男の手を


浦賀(ロレア/副総長)がガッチリと掴む。


男「っはぁ!?意味わかんねぇよ!!これって、暴力じゃねぇのか!?離せコラ!!」グググ…


浦賀(ロレア/副総長)「そんな態度じゃ、益々離せないな」ガッチリ


男「くそがっ!!おい!!」


御婦人「!!」ビクッ



男「お前がそんなんだから、変な事になってんだよ!!とっとと来い!!帰んぞ!!」



御婦人「……………ぃや………」ガタガタ…


ラ「……………」アセアセ…





御婦人「………たく……ない……」




ピクッ



ラ「………え??」




御婦人「………いやだ………殺される………一緒にいたら…………もう………いやだ………死なたくない………死にたくない………死にたくない………」ガタガタ… ブツブツ…



ピクッ


ラ「っ!?」



『死にたくない』




『死にたくない』




その



言葉が




ラックスの奥




奥深くへと…









??「おろろ?? 呼ばれて飛び出て参上したが、どういう状況かな??」



ラ「!! ハッ…!?」ビクッ




男が叫び


浦賀(ロレア/副総長)がその手を掴み


御婦人が怯え


ラックスが自身に違和感を生じ始めた



そんな中に





浦賀(ロレア/副総長)「む。着いたか。呼び立ててすまないな」



ローブっぽいモノを来た


小柄な者が



その場に現れた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ