第712毛 ヴィオレ・ユウのコソコソ×ナイショ話 怒り→→→『ボア・シン/暴食』
…
……
イヴ「っと、言うわけだ!!!!」ババーン
ヴィオレ「……………」
カーラ「……………」
リン「……………」
イヴ「ふっふっふっ…我の迅速かつカンペキな対応に言葉を失ったようだな!!」ムフー
ヴィ「……あの…イヴさん………」
イヴ「む?」
ヴィ「……もっかい確認なんすけど……さっきイヴさん、『ボタニスト創設組を探し出す』よう、アタシに話してくれましたよね?」
イヴ「そうだ!!」ドーン
ヴィ「…で、創設組の方々の中で、いちばん協力的な方を見つけてくれた、と…」
イヴ「そうだ!!」ドドーン
ヴィ「……今のイヴさんの話だと、もう…協力関係になるまで話がいっているように聞こえたんすけど…」
イヴ「そうだ!!」デデドーン
ヴィ「いや、なんでっすか!?さっきの話的に、その方をアタシが説得する感じじゃないんすか!?なんでもうイヴさんがやっちゃってるんすか!?」
イヴ「む? いやだっていちばんやりやすかったし…」ゴロゴロ
ヴィ「……じ、じゃぁ……アタシは…アタシ達はどうすれば……」
イヴ「あとの同志はなかなかの曲者だ。ミタマ(この場合、生命)がいくつあっても足りないな!!」ノビー
ヴィ「ひどくないっすか!?やっぱりイヴさん、どさくさに紛れてアタシを粛正しようとしてません!?」アセアセ
カーラ&リン「「さすがイヴお姉様!!」」
ヴィ「なにが!?」
イヴ「ん〜〜」ノビー
スタッ
イヴはベッドから降りる。
イヴ「ヴィオレ」
ヴィ「!!は、はいっす!!」ビクッ
イヴ「………」ジー
ヴィ「…ぇ……な、なんすか………」ドキドキ…
イヴ「………腹が減った!!なにか作れ!!」ビシッ
ヴィ「いやなんでっすか!!」
イヴ「腹が減っては戦はできぬだろう。それに、ソナタにとっては最期の晩餐になるやも……」ヨヨヨ…
ヴィ「縁起でもないこと言わないでくださいっす!!……ああもう……作ればいいんすよね!!ハァ……」クルッ
ヴィオレは踵を返し
台所へ向かう。
ヴィ「まったく……なんか古の『暴食』に襲われてるみたいっす……」ボソッ
ヴィオレがそう呟いた
刹那
ブワッ
ヴィ「!!!?」ゾクッ
カーラ&リン「「!!!!」」ピキッ
室内の空気が
冷える。
ヴィ「っ…なっ……」ブルッ
カーラ&リン「「………」」ピキーン
イヴ「……………その名は、嫌いだ………」ボソッ
ヴィ「……!?………ぇ………フ…フゥッ……フゥッ………」クルッ
ヴィオレは
振り返る。
そこには
とてつもなく『冷たい』目をしたイヴが
…
……
イヴ「………今、かつて我を…我らをそのような言葉で蔑んだ下衆どもが、また台頭してきている……。セカイを…我々を……牛耳ろうとしている………」
ゴ…
ゴゴ……
イヴの髪の毛が
逆立つ。
ヴィ「…っ………カハッ……(…な、なんでこんな………息が……)」
カーラ&リン「「「……………」」」ピキーンピキーン
イヴ「…『ナガレモノ』として……生きてきた我の……大切な居場所………誰にも……ナニモノにも………壊させない………向こうがその気なら…………ねじ伏せる………叩き潰す………『喰らい尽くす』………」
ゴゥッ……………
その『圧』が
その『規格外』の圧が
セカイに……
………
オルビス(ミタマ1)「!!あらあら……」
エイムダル(ミタマ2「!!……ほう…珍しいな……『ナガレモノ』に、なにかあったのか…」
オルビス(ミタマ3)〘あら??………まぁまぁ……これは……〙
………
ロレア「魔法少女の衣装は〜〜……!!あらら、イヴちゃん、激オコかしら♡面白いわね〜〜♪♪」
………
ニベア〘!!〙
リピア「……おいおいマジか……なにがあったんだイヴのやつ………」
ニベア〘多分、最後の1個を誰かに取られたの!!〙
リピア「だとしたらミタマ(この場合、心)狭過ぎねぇか!?」
………
〇〇〇・〇〇〇「………おろろ??………ふむふむ………」
………
〇〇・〇〇〇「……………機は熟した……かな………」
………
?????「………………………………………」
………
イヴ「……………」ゴゴゴ……
ヴィ「…っ………ハッ……ハァハァ……イ…イヴ……さん…………ご、ごめんなさ……」
イヴ「……………うむ。このくらいで良いか」フシュー
ヴィ「!!…ぇ???」
スゥ…
イヴの圧が
急速にしぼむ。
イヴ「………ヴィオレ!!」
ヴィ「!!はいっす!!!!」
イヴ「食事はまだか!!」ビシッ
ヴィ「!!は、はい、ただちに!!」ピシッ
クルッ
カーラ&リン「「……………」」シュゥゥ………←解凍中
イヴ「む〜ん……今ので、少なくとも我が古の同志たちは『気付いた』ぞよ」
ヴィ「!!え!?」
イヴ「……ヴィオレよ。ソナタが見たり聴いたりした『言い伝え』は、我々を揶揄するものだ。我は『ボア・シン/暴食』。ほかの同志も色々な。……今の怒りは、まぁ同志達への『語り掛け』の意味合いもあるが、純粋な憤りでもある。ソナタが悪いわけではないが、ほかの創設組の同志も、今のようなよばれ方を好ましく思っていない。ゆめゆめ、気を付けるようにするが良い」
ヴィ「……は、はいっす………」ジト…
ヴィオレは冷や汗を拭う。
イヴ「ま、今の我の『圧』により、アヤツらも何となく察しているだろう。腹ごしらえをしたら、早速、残りの創設組の『現状』を伝えようぞ」
ヴィ「…わかりましたっす……(…先程のイヴさん同様……あんな圧をもつ方々を説得するなんて……アタシにできるんすかね………アハハ………)」
イヴ「ん〜〜〜」ノビー
カーラ&リン「「……………」」ガクガクブルブル
イヴ「む?? どうした若人よ。ソナタらも、重要な使命が待っているのだから、しっかり腹ごしらえをすると良い」
カーラ「………ハッ、は、はい!!」
リン「………ハッ!! …イ、イヴお姉様!!」
イヴ「む??」
リン「………あの……イヴお姉様は……いったい……??」
イヴ「………ふふっ♪」
イヴは
どこか遠くを………
イヴ「我は『ナガレモノ』。…流れ流れて生きる、名無し草ぞよ。……ただ、色々忘れども、恩義は決して忘れない、世迷い草なのだ」
カーラ&リン「「………(全然わかんない………)」」




