第68毛 判定
シ「ああ。とりあえずは…」そう言ってシゲルは、ウィッグの方へ向く。
ウィッグ「!!」
パ「あ、ウィッグさん、そういえば」
シ「色々と、勝手をしてしまいすみませんでした」
ウ「い、いえ、助けていただいて、ありがとうございます…」
パ「まさかウィッグさんまで狙われるとはね〜。もしあの件なら、ウィッグさんは無実なのにね」
シ「ほう?すでに調べがついているのか」
パ「まぁね〜…ウィッグさん、話しても大丈夫??」
ウ「は…はい」
パ「ゴウモウ王が言ってた、女の人が亡くなった事件があるでしょ?シャルルの顔見知りの」
瞬間、ウィッグの方が少し震えたのを、シゲルは横目で捉えた。
パ「その人が亡くなっていた場所の周辺の民が、一斉に教会に連れてかれたんだよね。そこで、取り調べみたいな感じで『判定』を受けたの」
シ「『判定』??」
パ「うん。教会にある特別なアイテムって言ったら良いのかな、そんなやつで、女の人を手に掛けた人がいるか、調べたんだ」
シ「で、結果は皆、潔白だった、と」
パ「うん。みんな『否』って判定が出たんだよ。もちろん、ウィッグさんも。だから、彼女達が何を理由に、ウィッグさんとか他の人を襲うのかわからなくて」
シ「ふむ……あらかた、予想通りかな」
パ「え??」
シ「いや…とりあえず、ウィッグ氏、恐縮ではありますが、お願いしたいことがあります」




