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勇者様を召喚したら光り輝いてました  作者: 早々にフリーランス


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703/824

第700毛 想いを胸に


……


ああ


みんなが


心配してる


やっぱり


ラックスさんはみんなにとって大切だよね


そう


勇者シゲル様は相変わらず凄くて


メトリーさんの想いは切実で


キュレルちゃんの順応力はピカイチだ


うん 


そうだよね

 

ラックスさんのナカ?でずっと葛藤していた


リオンさん


その方と


ラックスさん


両方を支えるには


やっぱり


シゲル様や


メトリーさんのような…


そう


みんなと同じく


みんなに合わせて


私も


お二人が適任ですって言わなきゃ




……っ


………


…ぁれ


………


…わたし……



「『不死者』ラックス・リッチ君の覚醒には、おそらく、君のチカラ…いや、『君が必要だ』」



……テーセウスさん…


わたし…


わかんないよ……


どうしたら…


いいのか……






シ「……考えは、まとまったかな? エクステ」



ドクンッ



……え?



シ…


シゲル様……


どう…して……




エクステ「っ…ぇ…わ、私ですか?? 」アセアセ


シンシューク「……エクステ………」ジー


エ「な、なにお父さん!?」


シンシュ「………」フッ


エ「!!」


シンシュ「いや、俺に似て、わかりやすいなって」


エ「え!?」


シンシュ「まぁ、勇者様は全部お見通しなんじゃないかな? ……それに」


シンシュークは


シゲル達


『シゲル一行』を見渡す。


シンシュ「……おそらく、皆、何となく分かってるんじゃないかな??」


エ「え…な……え??」



エクステもまた


旅の仲間を見渡す。



パンテーン「!!あっ、そっか!!」


シャルル「はい、シゲル様やメトリーさんと同じくらい、適任の方がいましたね」


ヨル「た、確かに!!」ブンブン←首を振っている


シャルル「……あなた、それしか言ってないじゃないですか」


ヨル「た、たしk……ぁ」


シャルル「……………」


アーデランス「そうでしたわ!!なんかよく分かりませんが、常に獲物を狙う目つきで見てましたものね!!」


コーデルワイス〘……姫…言い方が………〙


モイスチャー「………」←あんまり気づいていなかったなんて言えない



エ「…ぇ……ぁ、あの……」ワタワタ…



シゲル「…御二方は、どう思われます?」


エ「!!」



メトリー「はい。私は、エクステさんがラックスのミタマ(この場合、心)を『拡げて』くれる、と、感じています」


シゲル「やはり、そうでしたか。私もです」


エ「……え、で、ですが…わ、わたし…そんな……。シゲル様のように頭の回転の速さや、メトリーさんとキュレルさんのような『深い繋がり』だって…」


メ「そうでしょうか」


エ「!!」



メ「シゲル様のお旅の途中で、私とキュレルは合流致しました。それから、ずっと見ていましたよ。…貴方がラックスを『よく見ている』ところを」


エ「っ!!……///」


キュレル「……」



メ「フフッ♪ ひやかす訳ではありません。…この『見ている』というのも、ラックスの事を『気に掛けている』という意味合いです。…詳しい理由は分かりませんが、まぁ、男女の仲に理由は必要ないという場合もありますからね」


エ「/// ぃ…いや……その………」


メ「ただ、きっと、それだけではないのでしょう。貴方の試練…貴方の過去を少しばかり、皆とともに(ホロモニター)で見させていただく中で、貴方とラックスには、『繋がり』……言い方を変えると『縁』があると感じました」


エ「……縁………」


メ「はい。それは、もしかすると私達家族と同じか、あるいは……。まぁ、家族という括りとは別の縁かもしれませんが、『深さ』でいえば、家族の縁に引けを取らないのではないでしょうか??」


エ「……………」


メ「…エクステさん。貴方の言葉で、聴きたいです。…貴方は、どうしたいですか?? 私達に遠慮はいりませんよ」ニコッ


エ「……………」


キュ「……………」



シ「……………」



エ「…っわ…わたし……ラックスさんの…笑ったお顔が好きなんです」


メ「…はい」


エ「…あ、笑ったお顔だけじゃないです! …どこかいつも不安そう…というか、所在なさげな感じを出していても、しっかり周りをみていて…周りに合わせようとしてる…それでいて、常に『何かあったら自分が盾に』という素振りも見せる……。危なっかしい気がします。も、もう少しシャンッとした方が…とも思っちゃいます。……でも…でも、それがラックスさんらしさなんだって…。ラックスさんの『優しさ』なんだって、感じて……ああ、皆に優しさを振りまく為の『笑顔』が多いのかな、って、思うようになりました」


キュ「……………」


エ「…その『皆が良ければ自分も嬉しい』という笑顔も、もちろん素敵です。……ただ、私は……わたしは、ラックスさんがラックスさんの為に喜んで、楽しんで、笑う……『自分の為の笑顔』を、もっと見たいんです。でも、今はそれがきっと、できていなくて……。それは、リオンさんとの確執や、エルター様の件、もっと、もっと他にも…計り知れない程の重圧が、ラックスさんにかかっているんじゃないかと思って……。そん…そんなの……いつもいつも、周りの為に自分を犠牲にする感じだったのに、周りに頼れないなんて………っ………すごい………可哀想で………わ…わたし………」ポロポロ…


キュ「………エクステ…さん………」





アリガトネ「……………」←大号泣中


ラキ&シャカ「「………」」←言葉をかけた方が良いか、見て見ぬふりの方が良いか考え中


ヘラ「……………」←我に返ったらなんか熱弁&色々泣いていて状況把握中






メ「………エクステさん」スッ


メトリーは優しく



エクステの右肩に自身の左手を置く。


メ「…あの子を、そんなにも想ってくれて、ありがとうございます。やっぱり、よく見てくれていましたね」


エ「っ…ぅ……グスッ………わ……わたし……は………」グスグス


メ「貴方の想い、どうかラックスに、届けてください。ラックスに、貴方が、伝えてください。きっとラックスは、待っています。貴方のその『想い』を」


チラッ



メトリーは



『もうひとりの我が子』を見る。



キュ「……………」



キュレルはジッとエクステを見て





キュ「…まったく、純情可憐な兄上を誑かしているだけかと思っていましたが、アツい告白を聞いてしまった以上、信を置かないと武士の名が廃るのです」


ヨル「……(武士?………)」


キュ「エクステさん。キュレルは、兄上が大好きなのです。どんな兄上も、兄上として大好きなのです。そんな兄上が今、かつてない危機を迎えていて、颯爽と駆けつけるべき存在がアナタなら、キュレルは甘んじて受け入れるのです」


エ「…グスッ……キュレルさん………」


キュ「まぁもし失敗したらタコ殴りからの内臓総『入れ替え』で内も外もぐっちゃぐちゃにするのです」


エ「こわっ!!そしてグロっ!!」


メ「…フフッ♪ 刺激的ですね♬」


シンシューク「………(そんな程度の話では……)」



メ「エクステさん。今のはキュレルなりの鼓舞です。まぁ、何かあればアタマにコブができるかもしれませんが、ラックスの事、貴方にお任せしたいと思います。…あ、ただ」クルッ



メトリーは


シゲルを見る。



メ「すみませんシゲル様、勝手に話を進めてしまいましたが、いかがでしょうか?」


シ「はい。私が想っていた流れと同じです。素晴らしいですね」


メ「それを聴いてホッとしました。あ、ですが、エクステさんはもちろんとして、シゲル様もやはり、ラックス、そしてリオンにとってかけがえのない存在です。シゲル様も、ラックスのもとへ行っていただけないでしょうか?」


シ「む? ハハハ、信を置いていただき、ありがとうございます。もちろんそれでも良いのですが」


ザッ



シゲルは


エクステに近づく。



エ「! …シゲル様……」



シ「…エクステ、このような大勢がいる場で、貴殿の気持ちを言ってくれてありがとう」


エ「………はい」


シ「…ラックスは、頼るのが苦手に見える。それは、誰かと『縁』ができれば、自身のせいで、その誰かに迷惑がかかるかもしれない、と想っているからだと私は考えている。そんなラックスの、ある意味『ココロの壁』を、貴殿は破ろうとしていた。いつもな。…そして今、いよいよ破っていく必要があるようだ」


エ「………はい」


シ「……エクステ。気負う必要はない。自身の想いと向き合って、答えて欲しい。……貴殿にできるか?」


エ「………」スッ



エクステは


一瞬目を閉じ




ラックスを………





パチッ




エ「…はい!!お任せください!!!!」



シ「よし、良い返事だ。で、あれば、私も、貴殿に託そう」


メ「! ………」



シ「…メトリー氏、いかがかな?」クルッ



メ「はい。シゲル様が仰られるならば、より安心できます。異論はありません」


キュ「キュレルもです!!」


シ「ありがとうございます。では、シャカ氏。それにゴーコン氏」




シャカ「……うん☆」


ゴーコン「……承りました」






皆の想いを胸に




ひとりの少女



エクステ・セウスが今






想い人のもとへと旅立つ。









……………



エルター「ぇえっ!!私が最初なのかい!?…ぇっと、ええと……ここまで読んでくれて、ありがとうございました!!」


スカルプ「エルター、それじゃぁ最終回みたいだよ」


シャカ「ん〜♪ エルタんらしいね〜〜☆☆」


ロレア「うふふ☆ここはアタシがエルターさんに『成り代わって』仕切り直しといこうかしら♡♡」


ジン「『成れの果て』が心配なのでお止めください総長」


ウィッグ「ジン……職場の長に臆せず堂々と発言できるまでに……」ジーン


エリザベス「………あのボウズ(作者)がここまで書き続けられた事は、ひとえに読んでくださる方々、応援してくれている方々、フサフサを見せつけ現実を作者の頭皮にわからせている方々のお陰です。スマホが抜け毛で見えなくなっても、『誰よこの毛!!』って言われたい妄想があれど毛や伴侶がいない愚か者だったとしても、皆様が来てくださる限り、作者は書き続けます。どうぞ今後とも『勇者様を召喚したら光り輝いてました』を、よろしくお願いモウし上げます」


リオン「……よろ……しく……みんな……だい………すき!」




作者「感無量でございます。本当にありがとうございます」

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