第693毛 ナカマ
…
……
パンテーン「……え?」
パンテーンの声が
室内に
響き渡る。
シャカ「……このタイミングで…いや…このタイミングだからこそ、か……」
シゲル「はい。…おそらく、、私がコチラのセカイへ来てから、明確な我儘は初かもしれません。ですが、現状、私は今の考えを変えようとは思いませんため、やむなしかと」
シャカ「………」
シ「ただ、今モウし上げたように、あくまで私の独断で述べたものです。なので、他の者へ『天罰』等は、下されませぬよう、お願いできればと思います」
ラキ「…ははっ♪ すると思うのかい?」
シ「さぁ、どうでしょうね。少し前までは考えていませんでしたが、今となっては、可能性を否定できないかと」
ラキ「え〜そっか〜……悲しいな~」
シ「ハハハ」
アリガトネ「っラキ様……わ、笑い事では…」アセアセ
アリガトネは
ラキとシャカ
そして
エクステ、シゲル、ヘラを見る。
アリガ「……(どどどどうしましょう……。もし、このままエクステちゃんと敵対してしまったら………アワワワワ………)」
スッ
シャカ「!!」
シ「!!」
シゲルの傍へ
一ボタニストがそっと寄り添う。
シ「………良いのですか? ……貴殿等が、御立場上、いちばん…」
モイスチャー・ミルク「シゲル様」
シ「…はい」
モ「私は、かつて貴方様へ言いました。貴方様の傍に居ると。そして誓いました。貴方様の為、このミタマ(この場合、生命)を賭して御守りする、と。シゲル様がたとえ『修羅』の道を歩もうと、足並みを揃え……いえ、時には『早歩き』になってしまっても、傍で共に歩みます。これから貴方様が、セカイから敵対されようと、このモイスチャー・ミルク、全身全霊を持って、シゲル様の傍にて御守り致します」
シ「……モイスチャー氏………」
レノア「……………」
ハヤメ「……………」
コモルル「……………」ギュゥ…
シンシューク「!!ッイテテ…コモルルさん、ちょっとチカラが………」
イヴ「……………」
パンテーン「あ〜もう、一番乗りしたかったのに」ザッ
アーデランス「それは私の言葉ですわ!!」ザッ
シ「………」
パ「シゲル。相変わらず、カッコよかったよ。たくさんの神様にも動じずに、自分の意見をズバッと言えるところ、アタシも見習いたいな。尊敬するし、ずっと側にいるよ」
ア「む。先を越されてしまいましたが、シゲル様!!このアーディ、シゲル様を呼び出してしまった時から、シゲル様をお慕いしております!!たとえシゲル様の歩む道が茨の道だったとしても、このアーディ、絶対にお側を離れずついていきますわ!!」
シ「……ふたりとも……(……非常に嬉しいのだが……この流れは………)」
コーデルワイス〘フフッ、モテモテですねシゲルさん〙
シ「……ワイス氏…」
コー〘シゲルさんは、向こうの世界でも色々と破天荒でしたが、物事の本質を捉えることや、他者の心境を汲み取る事は、人一倍でしたね。だから今、こんなに慕われているのだと思いますよ〙
シ「………」
コー〘フフッ♪ それに〙
シ「?」
コー〘私も、元の世界の時から、シゲルさんの事は気になっているのですよ? なので、どんな形であれ、シゲルさんについていきます〙
パ「!!!?え!?!?」
ア「んなっ!!!!………」
ザッ
ザッ
ザッ
ザッ
ザッ
エッシェンシャルル「なんだか、旅の最終局面みたいですね」
エクステ「確かに〜♪ でも、これぞ仲間!!って感じがして、良いですね」
メトリー「はい。シゲル様へは、感謝しかありません。此度のことも、お会いした時の事も……。シゲル様の選択に、同調しない理由はありません」
キュレル「そうなのです!!色々と気圧されていましたが、シゲル様の一喝でシゲル様のアタマのように、迷いが吹き飛んだのです!!」
シゲル「誰のアタマのものが跡形もなく吹き飛んでんだ」
ヨル「シッ、シゲル様!!やっぱりカッコよかったです!!大恩もありますし、ぜひ私も、共に歩ませてください!!」シャキッ
シ「……皆………ありがとう」
ハヤメ「……………」
イヴ「……………」ザッ
ハヤメ「!!イヴちゃん!?」
レノア「……………」
ザッザッ
ザッザッ
シャカ「……へぇ…。一緒にエルタんの件で助け合ったキミが…ね………」
ザッ
クルッ
イヴ「我は公平、安寧のもと、任務を遂行するボタニストが一柱、イヴ・エスダック!!ココまでの話、聴かせてもらった!!」
ビシッ
イヴは
シャカを指差す。
イヴ「貴方…いえ、貴方がたは色々と身勝手だ!!考えの押し付けがハンパない!!此度の件、私自身の反省も踏まえ、勇者シゲル様の意見に賛同する!!」バッ
レノア「…………イヴ………」
ザッ
レノア「!!」
ハヤメ「……ツンツンお姉様、ごめんなさい。私も、イヴちゃんと同じです。あの時は兎に角必死で……エルター様と、お子…キュレルさんの身の安全だけを考えていました。…ですが、もっと広い視野…多くの考えを持って、『平等』に物事を見るべきだったのかなと、思います…。勇者シゲル様が仰られたように」
レノア「……………」
ザッ
シンシューク「…ふぅ…ふぅ…や、やっとついた……」ハァハァ…
エクステ「あ、お父さん」
シンシュ「コモルルさんがずっと抱きついておられるので、遅くなりましたが、俺…私も当然、シゲル様と共に行きますよ」
シ「シンシューク氏……良いのですか?」
シンシュ「はい! エクステが信を置いているのはもちろんですが、実際にお会いして、今のお話も聴いて、やはり偉大な御方だと改めて思いました。私自身、色々と『カミガミ』と対立した過去もありますしね。微力かもしれませんが、誠心誠意、貴方様の為に動かせてください」
シ「シンシューク氏………」
エ「お父さん………」
シンシュ「エクステ………」
エ「女性を抱き着かせたままじゃ、全然シまらないよ?」
シンシュ「ひどいっ!!」
レノア「………コモルル……アナタは………」
コモ「……………」ギュッ ヒシッ
レノア「……………(やはり……そうですか………)」
ゴーコン「……………」チラッ
ダカラ「……………」
ハルト「……はんっ、さすがはシゲルだな。………よう、あとはアンタだけじゃねぇのか? どうすんだ?」
レノア「………どうする、とは……」
ハルト「あ? アタマが回らない訳じゃねぇだろ。どっちにつくかって聞いてんだよ」
レノア「…………」
ハルト「……………」
レノアの様子を横目で見たあと
ハルトは
『仲間』を見る。
コーボ「………」コクン
ベーグル「…………」
コーボは頷き
ベーグルは無言で
ハルトを見つめ返す。
ハルト「………良いのか?」
コーボ「あったりまえじゃん!!ハルトだって、あのシゲル…さんと同じ感じだったら、ビシバシ言ってたでしょ?」
ベーグル「だな。いちいち確認すんな。言わなくても分かってる」
ハルト「………そうか……」
ハルト「……おい、シゲル」
シゲ「……はい」
ハルト「…他の連中…神さん方にも、だ。俺達は『シゲル側』につくぜ」
ラキ&アリガトネ「!!」
ヘラ「!!!!!!」
シャカ「……………」
ハルト「なかなかの熱弁だったぜシゲル。そもそもソイツらは、最初から上から目線でやれアレしろコレしろって感じだったからな。まぁ、一括りにする気はねぇが、少なくとも今の件は、お前の言ってたように、神ガミの傲慢さが見え見えだ。助けてやってる感がハンパねぇ。勝手に捨てといて、ソイツが復活したら厄介者扱いとか、まぁ神らしいっちゃ神らしいが、賛同できるかは別の話だ。って事で、対立するならお前達側に入るぜ」
シ「……ありがとうございます」
コーデルワイス〘頼りがいがありそうですね〙
シャカ「……………」チラッ
ヘラ「ハルトハルトハルトハルトハルトハルトハルトハルトハルトハルトハルトハルトハルトハルトハルト………///」ブツブツ…
シャカ「………フゥ……やっぱり………」
レノア「……………」
ハルト「ほら、あとはアンタだけじゃねぇのか、レノアさんよ」
レノア「……………」




