第689毛 自惚れ
現在
ラキ(カリブ)の部屋
※第670毛 主導権
の続きです。
モイスチャー「……ラキ様……シャカ様……これは………ラックスさんの『ナカ』の方が………」
レノア「……………」
シャカ「……ああ。おそらく…ラッキーボーイの試練で、色んな過去をほじくり返されて、ラックス君が疲弊したんだろう。それに乗じて、カラダを乗っ取り、あまつさえコチラ側へ出てこようとしてるんだよ…」ギリッ
モ「……………」
ラキ「……………」
シャカ「っち……やはりあの時、徹底的に封印すべきだったか………こうなったら、ラッキーボーイ」
ラキ「! はい」
シャカ「………多少強引ではあるけど、ラックス君のカラダがコチラへ来たらすぐ、俺っちが『六道眼』を使う。今度こそ『修羅道』に封印するよ」リンッ
ラキ「……そうだね………その方が………」
キュレル「!!ふ、封印??」
シャカ「あ、ごめんごめん♬驚かせちゃったね☆いや、ラックス君に『巣食う』ナニカを、完全に抑え込むだけだから、安心してよ♪ラックス君を助けるためだからさ◎」
キュ「………ぇえと……そ、そうなのです…ね…」
イヴ「……………むむむ………」チラッ
ハヤメ「……………」チラッ
イヴとハヤメは、互いに顔を見合わせる。
ハルト「……………」
ベーグル「……………」
コーボ「…ハルト…ベーグルも、どうしたの??怖いカオして…」
ハルト「……………」チラッ
ハルトは
シゲルを見る。
シゲル「………ふむ………」チラッ
そしてシゲルは
メトリー「ま、待ってください!!」
シャカ「ん?? メトリんも安心して♡ 息子さんには、影響ないように」
メ「い、いえっ、そうではありません! ……その………」
シャカ「ん〜? なんだい? あんまり、問答している暇はないと思うよ〜?」
シャカは『口元だけ』メトリーへ微笑みかける。
メ「っ……分かっております。……ただ、おシャカ様。……その………貴方様やボタニストさん方が、エルター様やキュレルのため、尽力してくださったことは、大変感謝しております」
シャカ「? うんうん」
メ「……ただ、その……あの者……いえ、『リオン』は…あの子は、おシャカ様が思っている子ではありません!」
シャカ&ラキ&ヘラ&アリガトネ「「「「!!!!」」」」
コモルル「リ、リオン???」ギュッ
メ「…あの子は……ほんの少し、気持ちを表に出すのが苦手なだけなのです。それに、あの子は、ラックスの事を…」
シャカ「ちょ〜っとタンマ。待ちなさい」
メ「!!」ビクッ
シャカの眼が
鋭くなる。
リンッ
シャカ「………君は、今なんて言った? …『リオン』?? …まさか、あの『ナニカ』に、名を与えたのかい?」
ズ…
ズズ………
シャカから
ハゲしい『圧』が
発せられる。
メ「!!」
それが
メトリーを包み込む。
メ「………っ………ぁ……………」ハァ…ハァ…
リンッ
シャカ「……リーブの民。答えなさい。君は、あの存在に『名』を与えたのか? それが、どれだけの行為かを、よく考えずに?」
メ「……ぁっ………わ………わたし………は………」
ザッ
モイスチャー「!!」
パンテーン「!!あっ………」
メ「………っふ………ふぅ………!! シ、シゲル様………」
シ「大丈夫ですか、メトリー氏」
メ「は、はい……!! な、なんだか、少し楽になりま………!?!?」ビクッ
メトリーも
他の者も
初めての出来事
ユラ………
ハルト「………ほぉ……」ニヤリ
ヘラ「……………」ジー
シャカ「………何の真似だい勇者様? 俺っちに対して、『それ程の圧をかけるなんて』」
ユラ…
メトリーを庇うように
勇者シゲルがメトリーの前に立つ。
シゲル「いやいや、あまりにも、見ていられなくなりました故」
シャカ「…少し、自惚れが過ぎるんじゃないかい?? 俺っちは、ラックス君のために」
シゲル「失礼」
シャカ「!」
パンテーン「!!(シゲルが……言葉を遮った………!!)」
シゲル「いやはや、自惚れているのは、貴殿ではないですか? シャカ様……いえ、シャカ氏」




