第678毛 笑み
…
……
………
キュレルの部屋
キュレル「………ぅ〜…ん……(何だか眠れないのです………)」パチッ
ベッドにて目を開けたキュレル。
天井がうっすらと見え…
キュ「……?? ………!!!?」ビクッ
ベッドの横に
誰かがいた。
キュ「っ……!?え……あ、兄上!?」
「……………」
キュレルは、高鳴るミタマ(この場合、心臓)をしずめながら、兄の顔立ちをしている者へ話し掛ける。
キュ「び、びっくりしたのです!!兄上、いつから私の部屋に居たのですか??」
「……………」
キュ「……? …あ、兄上も、眠れないのですか??」ドキドキ…
「……………」
兄の顔立ちをしている者は
何も言わず
ただキュレルを見つめている。
まるで能面のように
無表情のまま
キュ「……な、何だか兄上…怖いのです……どうしたのですか??」
「……………」
キュ「………(なんだか…兄上じゃないみたいなのです……兄上のような……別の……誰か………)」
キュレルがそう感じた
刹那
ニィッ
キュ「!!!!」ビクッ
兄の顔立ちをしている者は
不意に
笑った。
キュ「っ……ぁ……兄上……では、ないのですか??」
恐怖
家族に感じたことのない恐怖が
キュレルの中に芽生え始めたとき
コンコン…
キュ「!!!!」ビクッ
部屋の扉がノックされる。
キュ「っ…は、はい!!」
キュレルは掠れた声で返事をする。
メトリー「キュレル?? 私です。…入ってもよろしいでしょうか?」




