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勇者様を召喚したら光り輝いてました  作者: 早々にフリーランス


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680/824

第677毛 対


……


………


キュレル「兄上!!」


ラックス「ん? なんだいキュレル?」



キュ「兄上は、どうして『武闘家』になったのですか??」


ラ「え?」



『実母』亡き後も


キュレルは多くの人々に支えられながら


すくすくと育っていた。


いつも明るく



このように、好奇心も強い。



ラ「ええと、そうだな……。キュレルや、父上、使用人の方々もそうだけど、『家族』を守りたい(護りたい)からかな」


キュ「マモル???」



ラ「うん。みんなが、困ったり、悲しんだりしないように…何かあっても、俺がいれば安心だよって、みんなが思ってくれるように、かな。もちろん、イヤな事がないのが一番なんだけどね」


キュ「兄上カッコいいのです!!」


ラ「はは、ありがとう」


キュ「では、もういっこ、聞きたいのです!!」


ラ「ん?」



キュレルは顔を目一杯上げ、まっすぐにラックスを見つめる。




キュ「兄上は、どうして『お二人いる』のですか??」











ザワッ







ラ「……………え?」



キュ「………」ジー





ラ「………な、何を言ってるんだいキュレル?? お、俺は俺……一人しかいないよ??」






ゾクッ





ラックスに


悪寒が走る。





キュ「え? じゃぁ、時々、眠っている私のもとにくる兄上は、兄上じゃないのですか?? 」




ラ「………………………え………え?」



キュ「兄上、私のお部屋にきて、私をただジッと見ているじゃないですか。…私が、なんですか、と聞いても、何も言ってくれなくて、寂しいのです」



ラ「…………な……なに………なにを………」ドクンッ




キュ「だから、『いつもの兄上じゃない』と思ったのです。でも声に出してはいないのです。…そしたら、兄上は『笑った』のです」



ラ「………笑った?」



キュ「はい。何だか凄く怖かったのです。…だから、兄上はお二人いるのかなと思ったのです」



ラ「……………」



キュ「兄上?」





ラ「………ぁあいや、ごめんねキュレル……。ちょっと…寝ぼけていたのかもしれない…。今後は気を付けるよ」


キュ「! ねぼすけさんなのです!!」


ラ「あはは……そうだね………」






……






なぁ



お前は何なんだ?





どうして何も言わない




どうして何も反応しない





なのに





お前は………







覚えていろ





俺の家族に危害を加えようとするなら




俺もろとも






お前を……………

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