第673毛 スカルプ・リッチのタスカル・プラン 思慕の知見
…
……
………
それから
ラックスは勇者シゲル様とともに旅へ出た。
…程なくして
メトリーとキュレルが、アーデランス姫とともに『消えた』。
以前なら
驚いていただろうが
もう
察しはつくな……。
ふぅ………。
…
……
………
ボタニストのモイスチャーさんの計らいによる会議
勇者シゲル様は相変わらず聡明かつ誠実で
つつがなく終わった。
…やはり
メトリーとキュレルも
『ソト』に、出たいのだろう。
それに何より
ラックスの『側』に居たいのだろう。
ならば
私も
私にできることを…
※第271毛 独立 から
第272毛 側
の間の出来事です。
…
……
スカルプは
ボタニストの拠点にて
シゲル達との会議後
先にシゲル達を見送りに行ったモイスチャーを待っていた。
ちなみにゴウモウ王は
別ボタニストによって
既にネイチャー王国へと帰還している。
スカルプ「………(ラックスの事……あわよくばエルターの事も……モイスチャーさんに聞いてみようか………どこまで御存知なのかは分からないが………。……ただ、有益な情報がなくとも…私は……私なりに……………)」
スカルプが思案していると
???「たぁっ!!」シュタッ
スカルプ「!?!?」ビクッ
???「我らがボタニストの神聖な場へ足を踏み入れるとは、何たる不届き者!!ボタニストがひとり、イヴ・エスダックが華麗に成敗する!!」シャキーン
ス「!?え……あ、イヴさん??」パチクリ
イヴ「むむ? なぜ私の名をっ!!やはり切れ者の不届き者かっ!!かくなる上は…」
イヴは言いながら、ローブ(のようなもの)を自ら脱ぎ捨てようとする。
ス「い、いやいや、自ら名乗ってましたよ!?そ、それにイヴさん、私です!!以前、妻の件でお世話になった、スカルプです!!」アセアセ…
イヴ「むむむ??」
イヴはピタリと動きを止め
スカルプの顔をマジマジと見る。
イヴ「……………」
ス「……………」
イヴ「……………!!」ピーン
ス「! よかった…思い出してくれ」
イヴ「全然覚えがない!!やはり曲者だな!!」バッ
ス「え、ええ!?」
イヴが再び
ローブ(のようなもの)を脱ぎ去ろうとする。
その時
??「何を騒いでいるのですか」ザッ
ス「!!」
その場へ
もうひとりのボタニストが現れる。
イヴ「!!ツンツンお姉様!!」
??「だから何なんですかその呼び名は。まったく…」
イヴ「お姉様!!話はあと!!我らがボタニストの神聖な拠点に、なかなかの切れ者が殴り込みに来ている!!圧倒的制裁を加えなければ!!」ゴゴゴゴゴ…
??「殴り込み? ………」
?? は
スカルプを見る。
??「!!あなたは………」
イヴ「む?」
ス「ご、ご無沙汰しております。ええと、レノアさん、でしたよね…。スカルプです(この方は多分覚えていてくれそう)」
イヴ「!!また戯れ言を……」
??「イヴ」
イヴ「!?」
レノア「…ご無沙汰しております。スカルプ・リッチ様。本日は、どのようなご要件で、ここまでおいでになられたのでしょうか??」




