第656毛 鶏が先か卵が先か
ワラ「……………」
シャカ「フッ…やっぱり、ワラっちは良いね〜♬」
ワラ「え?」
シャカ「いやいや、こっちの話♡ …で、定義についてだけどさ、これって、古に3界で決めたことじゃん。これ自体はまぁ良いんだけど、『テンカイの、リーブに対する過干渉』ってさ、『きっかけはそもそもテンカイの導き』のせいなんだよね〜☆」
ベル&エリー「「!!!!」」
シャカ「3界に分かれるときに、互いが必要以上の『干渉』をしないことに決めた。にも関わらず、テンカイはリーブの民を『導こう』としてんじゃん。それ自体が『過干渉』なんじゃないの??」
ワラ「………それは……リーブの民が、テンカイへ願って……」
シャカ「いやいや、知ってるよ☆きっかけは、テンカイ側からのアプローチ…テンカイからの『過干渉』だったって♡」
ワラ「……!!」
シャカ「君たちはそうだよね〜☆常に、何かしら優位がないと満足できない。かつ、他の『自分たちとは異なる習慣や性格、やりかた』を『理解しようとしない』…。だからさ、一日一日を悪戦苦闘しながら生きているリーブの民に、腹を据えかねたんでしょ??」
ワラ「……っ………」ズキッ
シャカ「自分たちが必要以上に介入した結果、収拾がつかなくなった。で、なんとか言い訳を考えた結果、さっきの話『鶏が先か卵が先か』みたいに、『リーブの民から頼られたから仕方なく』というのを前提として偽装した。だから、あくまで自分たちが悪くないよう、何やかんや理由をつけて『過干渉』としてるんじゃないの??」
ワラ「……………」
シャカ「そもそも、『過干渉』って言葉も、後からテンカイのヤツラが言い出したことじゃん。なんだよ『過干渉』って。どこからが『行き過ぎ』るんだい? それってさ、『自分たちが一度、行き過ぎた事をしていなきゃ、決めることができない』んじゃないのかい??♪」
ワラ「……………」
ベル「………アワワワワ……」プルプル…
エリー「……………」
ヘラ「……………」←思ったよりシャカが熱弁を振るうので、結構びっくりしてる
シャカ「あ、別に、キミ単体へ追求してる訳じゃないよ♡ 寧ろ、俺っちとしては、キミだからココまで言った方が良いかなって、想ってのことだからさ♡♡」
ワラ「………??」
シャカ「だってさ」
リンッ
シャカ「キミ……大天使ワラエルが、一番、『掟より私情を優先』するよね??」
ワラ「!!」
ベル「……………え??」
エリー「!!」
シャカ「…そこも『見越して』の、選出なんでしょ?? ルージュお嬢様♡」
ヘラ「……………」
ベル「ど、どういうことですか!? ワラエルさんが、私情を優先…とは………」
シャカ「ん? そのまんまの意味だよ♡ この大天使は、『今のテンカイの導き』に疑問を抱いているのと同時に、なかなかの『アツい子』だからね〜♪♪♪」




