第653毛 万別
ベル「…!! ……へ、ヘラ様………」グスッ
ヘラ「………あなた……また…泣いているの………」
ベル「っ……す、すみません………」
ヘラ「……………」
エリー「……ヘラ様…まさか、直接お越しになられるとは………」
ヘラ「……………」
リンッ
シャカ「………ルージュお嬢……いや、『死の神』。君も、感じているのかい?」
ベル&エリー「「!!」」
ヘラ「……………」
エリー「……感じる…とは………その、妙な違和感についてでしょうか? それは…いったい………」
シャカ「…うん……」
シャカは、エルターの墓をミる。
シャカ「………エルタんのミタマの行方が、分からない」
ベル&エリー「「!!!?」」
ヘラ「……………」
シャカ「エルタんはあの時、確かに『生』を終えた。『体力と気力をギリギリまで枯らされた』キュレルちゃんと『入れ替わる』形で、ね……。……ならさ、ここにいる、死の神のもとへ逝くはずだし、もちろん、俺っちにも『ミエる』はずなんだよ」
ベル「……そ、それが、ミエなかったと言う事ですか??」
シャカ「………うん……」
エリー「…ですが、ヘラ様のもとへは逝っておられるのですよね??」
ヘラ「……………」
シャカ「ん〜。逝っていたら、ココへは来ないよねルージュお嬢様。………君は、どう予想する??」チラッ
ヘラ「……………」
ヘラはゆっくりと
エルターの墓を見る。
ヘラ「……………形を、残した(遺した)の?」
シャカ「ん? …ああ、エルタんの身体のことかい? うん、そうだよ」
ヘラ「……………シャカ……あなたも………」
シャカ「お? 『も』って事は、やっぱりルージュお嬢様もそうかい……ま、怪しいよね〜☆」
ヘラ「……………」
ベル「??? あの………」
ヘラ「……私のもとに、彼女の御魂は来ていない。…でも、肉体に留まっている訳でもない。……ハザマにも、今のところ、気配はない」
エリー「!」
ベル「え…じ、じゃぁ、いったい……」
シャカ「ん〜。悲観的に捉えると『消えちゃった』のかなという感じなんだけどさ、ま、理由もないよね〜。元『理』のカミだから、『ナガレ』に溶け込んだ、と予想した方が良いかもだけど……いずれにせよ、御魂が確かに存在した以上、『消滅』することは存外あり得ないんだよ。そうでしょ? ルージュお嬢様」
ヘラ「……………」
エリー「………シャカ様」
シャカ「ん?」
エリー「…エルター様のお身体を維持されたのは……」
シャカ「ああ。うん、お察しの通り、もしかしたら『理のカミ』として復活するかもな〜って思ってさ♪」
エリー「……そうですか………」
ベル「………それにしても……いったい、ミタマはどこに………」
ヘラ「………とりあえず」
シャカ「ん?」
ヘラ「…ここに来る前に、声をかけた。もうすぐ、来るはず」
シャカ&ベル&エリザベス「「「え??」」」
刹那
ポゥ…
ベル「!」
ヘラの上横
空中が淡く光る。
…
……
フワッ
シャカ「!そうか……さすがはルージュお嬢様♪」
大天使ワラエル「………えぇと………ぇえ!?」アセアセ




