第641毛 カタチヅクル
第616毛 語り
の続き
………
エルター「……と、いうわけで………」
シャカ「ん〜〜〜♡♡♡」
エルター「?」
シャカ「すっごいね〜〜!! 大恋愛じゃ〜ん♡♡♡♡♡」
エルター「そ、そうかな……///」
シャカ「いや〜おアツいおアツい♪♪♪ 種を超えた愛って感じで、グッときちゃったよ♬」
エルター「えぇえ………恥ずかしいな……///」
シャカ「それに、あのルージュお嬢様がそこまで協力してくれるなんてね〜☆ で、スカルんと出会ってから、家柄を広めたのかい?」
エルター「あっ、それはね………」
………
エルターが『ヒト』となり
ヘラ・ルージュのもとから離れた際
エリー「エルター様、ミダレ様と、ジャック様が念話をご希望です」ピョコピョコ
エルター「! 私も、ちょうどお話ししたいと思ってたんだ」
エリー「そうですか。……………。………。…………………。エルター様、もし可能であれば、このまま私の『兎の耳』にて、念話を共有致します」
エルター「え? あ、うん……? ……あ! ということは…」
エリー「はい。皆、それぞれ別の場所(ミダレはオニガシマ、ジャックはマカイ、エリーとエルターはテンカイ)に居るため、念話の繋がりが悪くなります故、私の『兎の耳』を駆使致します」
エルター「ありがとう! お願いします」
エリー「はい。では、『兎の耳』発動します」ピーン
エリザベスの耳がピンッと立つ。
…
……
〚…ん……〛
エルター〚?〛
ミダレ〚……エルちゃーーーーん!!!!♡♡♡♡♡〛
エルター〚!!!?〛ビクッ
エリー〚……………〛キーン…
ジャック〚………ミダレ様………『ミダレ』過ぎでは?〛
ミダレ〚え〜♪ そんな事ないよ〜♡ なんか嬉しくなっちゃってさ♡♡〛
エルター〚ぇっ、ぁ……あ、ありがとう………〛
ミダレ〚いやいや、にしてもびっくりだよ♬ まさかヘラちゃんのトコへ行ってる最中に、こうなるなんてね〜〜〛
エリー〚……………〛キーン…キーン…
ジャック〚………〛←エリザベスの状態を察し
エルター〚う、うん。実は、ヘラさんのトコで…〛
…
ヘラのもとで起きた事を説明中
…
ジャック〚………なるほど……………〛
ミダレ〚いや〜ん♡ 純愛〜♡♡♡ ミタマ(この場合、心)ミダされちゃったんだね〜〜♡♡♡♡♡〛
エルター〚ア、アハハハハ…///〛
ジャック〚…ではエルター様、貴方様はもうヒトと成りました。今後は、スカルプさんのもとへ行き、共に暮せるよう動かれるという形になる訳ですね〛
エルター〚う、うん///〛
ジャック〚では…〛
ミダレ〚色々売っちゃいなよエルちゃん!!♡〛
ジャック〚!!〛
エルター〚…え?? 売る???〛
ミダレ〚うん♬ んで、『リッチになって』迎えに行けば??♬〛
エルター〚??? ど、どういうことだい?〛
ジャック〚…色々と省かれておりますが、さすがはミダレ様。私も、同じ考えのため、私から補足致します〛
エルター〚! ありがとう!!〛
ジャック〚はい。 まず、『売る』という点は、エルター様へ贈呈されてきた物の処分方法の事かと〛
エルター〚え? あ!!〛
ジャック〚エルター様が不死者様の頃、貴方様が望まずとも、崇めてきたリーブの民が数多いたかと思います。そして彼等は、時として様々な物を置いていったようですね。 不死者様でなくなった今、それらが放置されるより、貴方様のリーブでの暮らしの為に活用された方が有意義かと思われます〛
エルター〚な、なるほど…確かに………どうしたら良いか分からなくて、かなり溜まってるんだよね………〛
ジャック〚よろしければ私とエリザベスで、リーブの商人等へ声かけし、手続きを致しますよ〛
エルター〚あ、ありがとう…〛
エリー〚……………〛←治った。
ジャック〚いえ。 それともう一つ。これは、貴方様の想い、と言いますか、スカルプさんとの兼ね合いもあるかと思いますが…〛
エルター〚え?〛
ジャック〚スカルプさんは現在、教会の保護を断り、身寄りのない状態で暮らしているようですね。彼は、貴方様への想いから、自立し、よりリッチ(裕福)になろうと、身を削る程働かれて居ました。 今、その『貴方様への想い』が、抜けたような状態です〛
エルター〚!!……そうか……それじゃぁ、スカルプはこれから…〛
ジャック〚どのようにミタマ(この場合、心)が変容しているのか、変容していくのかは分かりかねますが、表現すると『穴が空いたような』状態かと考えられます。もちろん、今までをミテ、聴いている限りは、彼の事ですからすぐに自身の『核』を見出すことはできるでしょうが、希望的観測でしかありません〛
エルター〚………うん〛
ミダレ〚そうそう。だからさ、いっそのことエルちゃんが豪邸でも建てて、スカルプ君を迎えに行ったら良いじゃん♬ 家柄をしっかりとするなら、『エルター・リッチ』とか名乗っちゃえば??☆〛
ジャック〚…少し強引な気は致しますが、、その選択もありかとは思います〛
エルター〚……………〛
ジャック〚…先程、スカルプさんとの兼ね合い、と申し上げましたね。スカルプさんのこれまでのご様子から、『自身で富を得る』事にまた固執する可能性はあります。…ただ、貴方様と共に、家を支えていきたいと言う形になれば、問題はないようにも思われます。要するに『基盤を創っておくか否か』ですね〛
ミダレ〚スカルプくんは真面目くんだからさ、家柄に負けないよう頑張る!!ってなりそうだし、別に大丈夫じゃないかな〜〜。結局はさ、ふたりが結ばれなきゃ意味ないじゃん♬ なら、やれることはやらなきゃ♪〛
ジャック〚一理あるかと。…いかがなさいますか?〛
エルター〚……………〛
……………
シャカ「…それで、ミダレディとジャックンのアドバイス通りにしてみた、と☆」
エルター「う、うん。……少し、不安ではあったんだけど、ミダレの予想通り…家を支えなきゃ! って、すっごく活き活きとして………」
シャカ「ん〜なるほどなるほど♬ ま、結果オーライって感じだね♡ とりあえずありがとう♪ ひとまず、君たちの関係性と、『不死を捨てた経緯と方法』が分かったよ」
エルター「う、うん」
シャカ「…さてさて……分かったところで、なんだけどさ………」
シャカは眉間にシワを寄せる。
エルター「?」
シャカ「………今の話が本当だとすると………ラックス君のナカに『巣食う』ナニカは、非常に厄介だね…」




