第640毛 エルターズ・オリジナル.24 再会/再開
……………
…
……
………
エリー「…とりあえず、お離れください。『元』不死者様。 ヘラ様が狼狽されてます」
エルター「! ごっ、ごめん…つい…」パッ
ヘラ「…っ……………」キッ
ベル「では、『不死』は、いったん理から外れ、『ナガレ』に沿った、という形になりましたね」
エリー「そのようですね。 …元不死者様。そろそろ、貴方様の『名』を、皆様へご披露してはいかがでしょうか?」
ヘラ&ベル「「!!!!」」
エルター「え? あっ、そ、そうだね! …ええと、私ね、今、エルターって名乗ってるんだ」
…
エルター、経緯を説明中
…
ヘラ「……………」
ベル「…なるほど……ふ…エルター様は、最初から、あのスカルプさんを気に掛けていたのですね」
エルター「そ、そうなるかな………///」
エリー「…ではエルター様。既に、数多のガミガミやテンシ等は、違和感に気付いているはずです。私他、数名で、エルター様の事を、端的に説明していく形としましょうか?」
エルター「え、良いのかい??」
エリー「はい。…むしろ、今の貴方様は文字通り『ヒト』です。そのため、少々『危険』も伴うかと。皆、貴方様のご決断を祝福されるとは、限らないので」
エルター「! ……そう…だよね……うん…ごめんね、お任せしちゃって」
エリー「問題ありません。…では、そろそろ…」
ドドドドド
ヘラ「!」
バターン
ハテナ「違和感の出処は、ここかな〜??♡」
ベル&エリー「「!!!?」」
エルター「!?あれ、ハテナさん??」
ハテナ「はて? なんだか濃ゆいメンツですな〜♪ お姉さん興奮しちゃ……んん??」
テクテク…
ズイッ
エルター「!!!?」
ハテナ「………あれ〜? ………『あなた、だれ』???」
エルター「!!」ビクッ
ヘラ「ハテナ!!」
ハテナ「うわびっくりした!! なぁにヘラちゃん〜♪♪」ダキッ
ヘラ「!! っ離れろ!!ていうか、勝手に入るな!!」ジタバタ
ハテナ「え〜♪ アタシとヘラちゃんの仲じゃない〜??♡♡♡」ギュッ
ヘラ「そんな仲になった覚えはない!!」ジタバタ
エリー「……………」
ベル「アワワ………と、とりあえず、この場は私がおさめます!ハテナさんへの説明も!」
エルター「! あ、ありがとうベルさん…」
ベル「いえいえ。……………エルター様」
エルター「?」
ベル「………場面や、目的は違いましたが、貴方様も、私も…『放棄した者』同士です。…今後、様々な障壁があるかとは思いますが、私も、貴方様のご決断を尊重し、尊敬致します」
エルター「……! ありがとう…っ……!!」
ベル「いえ。 では、また、お会いしましょう」
エルター「うん!」
そしてエルターは
扉へ歩き出す。
…
……
ふと
振り返り
ヘラ「っだからっ、くっつくな!!離れて事情を聴け!!」ジタバタ
ハテナ「え〜? いけずなんだから〜♡♡♡」ヒシッ
ベル「ハ、ハテナさんっ!! そろそろっ……」クイクイ
エルター「……………フフッ」
エルター「本当に、ありがとう。ヘラ・ルージュ様」
……………
…
……
………
ヒトの貧しさや豊かさは
何で推し測るものだろうか
僕は
暮らしが貧しくても
ミタマ(この場合、心)は貧しくはない
ただ
何か
ミタマの中がすっぽりと
抜け落ちてしまっている気がする。
何か大事な
何か大切な
思い出
繋がり
出会い
これらを
忘れたような………
……………
スタ…
スタスタ…
スタスタスタ……
??
誰かが
こちらへ……
ドクンッ
ドクンッ
………???
……誰だ??
………誰………
………
あなたは
あなたは
どこかで………
エルター「……………こんにちは………はじめ……まして………/// ぇえと………」
……………
あなたは
貴方様は………………
スカルプ「……………貴方様の………名を………教えていただけますか?」




