第630毛 エルターズ・オリジナル.14 結論
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スカルプ「…エルターさん、最近、なんか……物思いにふける事が多くありませんか??」
エルター「! えっ…そ、そうかな??」
ス「…あ、僕にはそう見えてしまっているだけですかね……すみません」
エルター「いやいや! 気を遣わせちゃって、すまないね…」
ス「いえ………。………エルターさん」
エルター「ん?」
ス「………やはり、迷惑でしょうか?」
エルター「え?」
ス「…貴方様のお立場がありながら、僕は…頻繁に貴方様のもとに来ております。……『踏み込みすぎて』いる、自覚はあります。………ましてや……………貴方様の……想いだって、聞いていないのに………」
エルター「! ……………」
ス「……………エルターさん…ハッキリ言ってくださって構いません。……僕は、もう…来ないほうが良いでしょうか?? 僕は、貴方が好きです。今までも、これからも。……ですが、やはり…貴方様とは、相容れな」
エルター「スカルプ!」
ス「!!」
エルター「……勝手に進めないでくれないか…。私…私はっ………」
ス「………エルターさん………」
エルター「………私は………君を…………!!」ビクッ
ス「!? ど、どうしました!?」
エルターは驚いたように、こめかみ辺りをおさえる。
エルター「………す、すまないスカルプ…。少しばかり、やる事があってね…。続きは、また後日でも良いかな?」
ス「え………はい。わかりました…」
エルター「……すまないね………」
………
スカルプがその場を離れ
エルター「………ふぅ。……〚待たせちゃったね〛」
ジャック〚いえ。間が良くなかったようで、失礼致しました〛
エルター〚いやいや、私が依頼しているんだし、全然気にしなくて良いよ〛
ジャック〚ありがとうございます。……して、不死…失礼、エルター様。御報告です〛
エルターの背筋が伸びる。
エルター〚うん〛
ジャック〚貴方様からの依頼『不死を捨てる事ができるか』について、調べを進めました。結論から申し上げます〛
ゴクッ…
エルターは息を呑む。
ジャック〚不死を捨てる事は、恐らく可能です〛
ザワッ
エルター〚!!!! ほ、本当かい!?〛
ジャック〚はい。エリーさん…エリザベスもかなり協力してくれた結果、その可能性が高いという結論に至りました〛
エルター〚っ…そ、そうか………私が………不死を………〛
ジャック〚はい。ただ、いくつかの御説明と、ひとつ…『懸念点』があります〛
エルター〚え?〛
ジャック〚まずは、御説明から入らせていただきます〛
エルター〚あ、は、はい!〛
ジャック〚今回、様々な伝を辿り、色々な情報を得る事ができました。その中で、まず整理しておくべきであると判断されたのは『不死が理なのか』と言う点です〛
エルター〚………え?〛
ジャック〚…これも推測に過ぎませんが〛
ジャック〚エルター様。貴方様の『不死』は、『理』からそもそも外れた存在であると思われます〛




