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勇者様を召喚したら光り輝いてました  作者: 早々にフリーランス


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625/824

第622毛 エルターズ・オリジナル.6 奥の手

……………



とても



とてもキレイだと



思った。




こんな



こんなに



キレイな『ヒト』がいるんだって



思った。




でも




エルターは




なんだか




なんだか………








エルター「…スカルプ」


ス「…!! ハッ!!」


エルター「フフッ、私の顔に見惚れていたかい?」


ス「!! ………///」



教2「!!え!?」


教1「!! …(やはり……)」




エルター「いいかいスカルプ。私の顔を見たのは、リーブの民では君しかいないんだよ」


ス「…!! ……ボクしか……いない…」



エルター「そう。これが、スカルプの秘密…スカルプの『秘め事』だ。私はスカルプと一緒には居れないけど、スカルプの顔をずっと覚えている。スカルプも、『誰も知らない』私の顔を、ずっと覚えていてくれるかい?」



ス「……………エルター………でも……」



エルター「大丈夫」


エルターは、右手で優しくスカルプのアタマを撫でる。



エルター「何も、ずっと会えないってわけじゃないよ。この教会の者たちや、いずれ巡り合う他の者たちと一緒に、また来るといい。流石にもう、顔は晒せないけど、お話はいっぱいできるよ」



ス「……………」



エルター「スカルプ。君は、『限りある生』をこれから、精一杯生きるんだ。これからは、輝かしい、素敵な未来が待っている。だから、笑顔で行ってほしいな」



ス「……………」グスッ



スカルプは




エルターをジッと見つめ



エルターもまた



スカルプを見つめ返す。




ス「………」ゴシゴシ



そしてスカルプは




涙を拭う。




ス「……エルター…約束だよ? また、会いに来るから、その時は……いっぱい、いっぱいお話ししようね!!」



エルター「うん。約束だ。必ずまた、会おう」



ス「うん!!」








……


………










教会の者2「………(ちょっと素顔を見たかった………)」



教会の者1「…では不死者様。色々とありがとうございました。この子は、教会が責任を持って引き受けます」



エルター「…うん。よろしくね」



ス「………エルター……」




エルター「ほらほら、笑顔だよ♪」ニコッ←仮面の下では笑っている




ス「…っ……うん!! エルター、またね!!」ニコッ






そうして



エルターとスカルプは




別れた。


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