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勇者様を召喚したら光り輝いてました  作者: 早々にフリーランス


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607/824

第604毛 呑まれる

……………



ラックス「………ヴ………」



スカルプ邸

ラックスの部屋



スカルプ「ラックス……いったい、どうしたんだ………」


エルター「……………」



ふらついて倒れ


寝室へと運ばれたラックス。




ス「…やはり、まだ9歳だと言うのに、依頼を受けすぎているのではないだろうか……いくら、ラックス自身の希望とはいえ、些か早いか……」


エルター「………あなた」


ス「! なんだい??」



エルター「………ラックスの『スキル』については、知っていますよね?」


ス「ん? あ、ああ。昨年、『鑑定』を受けたな。特定のものを『肥やす』か『枯らす』スーパーリッチとかいう………」


エルター「はい。……この『スキル』……いえ『チカラ』は、非常に……非常に『危険』です」


ス「え!?」



エルター「………あなた。リッチ家については、あらかた御存知かと思います」


ス「え、あ、ああ。君のご先祖様が、偉大なる御力で築き上げた、由緒正しき御家だな。…正直、婿に入った私が、スカルプ邸と言われて家柄を預かるのは、勿体ないとも………」


エルター「それは良いんです。私は、あなたがふさわしい、と思いましたので」


ス「…そ、そうか………では、問いの真意は??」



エルター「……………あなたにも、詳しくはお伝えできていませんでした……リッチ家の『秘密』を……」


ス「秘密??」


エルター「はい。……………!!!!」ビクッ



ス「!!どうした!?」



エルター「………」


エルターは左手を自身のこめかみ辺りに当てる。



エルター「……………。……ぃえ…大丈夫…です。…ちょっと、席を外しますね」



ス「………わかった」




エルターは



ラックスの寝室を離れた。






……


………




自身の部屋に着いたエルター。


エルター〚………待たせたね〛


???〚いえ、お気を遣わせてしまい、申し訳ございません〛


エルター〚…いいや、私が君へ依頼してるからね……。…それで、何かわかったかい??〛


???〚はい〛




???〚…やはり、貴方様の御力が、ラックス様へ、色濃く出ています〛



エルター〚……そうか……やはり……………〛


???〚ラックス様は、御力を抑制しようとしています。……いえ、少し違うな…御力に『支配されそうになっている』のを、必死で堪えています〛


エルター〚……………〛





???は、念話で沈黙するエルターに、少し躊躇いながら話しかける。





???〚………エルター様。『死の神』とは、相変わらずの形ですか??〛


エルター〚……………うん………〛


???〚そうですか…。と、なると………あとは、『流転』の彼くらいしか、適任はいないかと……………〛



エルター〚! うっ……うん………そうだね………〛



???〚躊躇する御理由は分かりますが、このままだとラックス様は………『呑み込まれ』ます〛


エルター〚…………………わかった…よ………〛



???〚…では、私から、彼に発信致しますか??〛



エルター〚ああ…あっ、いや、私がやるよ〛



???〚…そうですか。わかりました〛



エルター〚うん。………では、申し訳ないけど、引き続き……『ミテイテ』くれるかい??……ジャック〛





ジャック・サンセイ〚わかりました。元『記録者』の身としては、造作もない事です〛



エルター〚……ありがとう…〛


ジャック〚いえ。…では〛






念話が終わり






エルター「………ふぅ。………ハァ………彼……シャカ君に頼るしかないか………」



エルターは部屋の中で溜め息を吐いた。

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