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勇者様を召喚したら光り輝いてました  作者: 早々にフリーランス


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第53毛 ウィッグ

ウタゲの翌日

アーデランスのいる城に赴こうとしたシゲルの元へ、パンテーンとエッシェンシャルルがやってくる。


パ「アタシ達も一緒に行っていい?」


シ「む?構わないが…」


シャルル「お邪魔は致しませんので」


パ「あ、ちなみにラックスも、家の事が落ち着いたらシゲルにまた会いに来ると思うよ」


シ「わかった」



街中を歩く一行。


ふと、路地裏から、一人の青年がキョロキョロあたりを見回している姿を見つけたシゲル。


シ「ん?どうしたんだろうな…何か探しているのか…」


パ「どうしたの?」


シ「ああ、いや、あちらに、キョロキョロしている青年がいるのでな」


パ「……??どこ?」


シ「ん?どこって…」


シャルル「私も見えませんね…」


シ「もしや幽霊か…昼間なのだが」


パ「え…ちょっとやめてよ」


シ「とりあえず声をかけてみよう。おーい」


パ「…胆力すごいね…」


シゲルが何度か呼ぶと、青年がビクッと反応し、シゲルへ目線を向ける。


シ「やっと気づいてくれたな」


パ「だからどこに…って、あれ?」


シャルル「あの方は…」


シ「こんにちは。初めまして。ミノキシゲルとモウします。何かお困りかと思い、お声をかけささせていただきました」


???「…!!ぁ、ぁあ、そうだったんですね。お気遣い、ありがとうございます」


パ「シゲル、この人、初めましてじゃないでしょ」


シ「む?」


パ「ほら、昨日酒場で働いてたじゃない。何度かお酒も運んできてくれたし。ウィッグさんだよ」


ウィッグ「あ………ウィッグ・モウと申します。えっと、昨晩はお楽しみでしたね」


シ「何だか私に必要そうな名前と、意味深な言葉選びですが、これは失礼しました。また、昨晩は長居してしまい、モウし訳ありませんでした」


シャルル「丁寧ですね。さすが勇者様」


ウ「いえいえ!!ご満足いただけたならば嬉しいです」


パ「それにしてもウィッグさん、大丈夫?なんというか、少し聞こえちゃってさ…失敗しているところ…」


ウ「!!…え、ええ、何とか…。お聞き苦しいものとしてしまい、お詫び致します」


パ「あ、責めてるわけじゃないの?アタシこそ変に心配しちゃってごめんね」


シ「うむ。アナタが大丈夫であれば何よりです。それより、何かお困りなのですか?」


ウ「あ………いえ、少し人を探していたのですが、また出直そうかと思います」


シャルル「人、ですか?よろしければ、協力致しますよ」


ウ「ああいや!!大丈夫です。また今度ゆっくり探してみようと思います!!…で、では…」


ウィッグはそう言って、路地裏へ踵を返した。


パ「行っちゃった…なんか、詮索したらいけなかったのかな?」


シャルル「そうかもしれませんね」


シ「………」


パ「シゲル?」


シ「……いや、何でもない…。すまなかったな2人とも。さぁ城へ行こう」


シャルル「…?はい」


再び、シゲル達一行は城へ向かって歩き出した。



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