第50毛 幕間2 ハリ
異酒場にて
アーデランス「むにゃむにゃ…シゲル様……結婚……」アーデランス姫は寝言を言いながらすやすやと眠っている。
パ「すっかり気に入られちゃってるね」
シ「嫌われてないのは良いが、何だか複雑だな」
パ「なんで??いいじゃん」
シ「いや、パンテーンもそうだが、皆かなり若いと思うから、父親とまではいかないが、どんな感情でいたら良いかわからない」
パ「………ねぇ。シゲル」
シ「なんだ?」
パ「…いくつ?」
シ「年齢のことか?私のセカイで言うと、もうすぐ33になる」
ア「えぇっ!?」ガバッ
シ「む?起きていたのかアディ」
ア「夢うつつでなんとなく会話が聞こえる程度でしたが、びっくりして目覚めましたわ」
シ「そうか」
ア「それにしてもシゲル様、非常にお若い見た目をしてらっしゃいますのね。私は、差し出がましいですが、20代そこそこかと思っておりましたわ」
シ「童顔…幼い顔とは昔から言われていたが、そんなにか?」
ア「はい!」
パ「……………」
シ「パンテーンどうした??聞いた本人が黙ってるとは」
パ「…あり得ない…肌のハリとか…カミのツヤ…いやカミは無いか。にしても、まさかアタシより倍…」ブツブツ
シ「パンテーン?何だかアタマを悪く言われてる気がするのだが」
パ「!!えっ、いや、アハハ…何でもない…デス…」
シ「どうした??」
ア「ふむむ…今更、偉大なる勇者様に恐れをなしましたね!!というかアナタは、私よりさらに年下なのに大きく出過ぎですわ!!」
シ「む?年齢は気にしないが…アディの方が年上なのか?」
ア「さすがシゲル様…。はい!!私は19歳ですわ」
シ「なるほど。…女性に年齢をきくのは失礼だと思うが、この流れならパンテーンも教えてくれるか??」
パ「……………16」
シ「え??」
パ「アンタ…貴方がまさかアタシの倍だったなんて…どうりで落ち着いてると……今まで申し訳ございませんでした」
シ「いや、急によそよそしくなられた方が困るから、いつも通りに接してくれないか」
パ「……………」
ア「まぁ多少は反省するべきですね!!」
シ「まぁ、それにしても、このセカイ、というか、この国は、何歳から酒を飲めるんだ?」
ア「15歳からですわ」
シ「なるほど」
パ「ああもう!!酒!!酒ちょうだい!!」
こうしてパンテーンとシゲルは飲み続け、アーデランスは再び眠り姫となり、程なくしてエッシェンシャルルがやってくるのだった。
ラックス「ちなみに俺はパンテーンと同じ16」
エッシェンシャルル「私は18歳です」




