第47毛 ウタゲ
アーデランス「では改めまして、シゲル様、この度はラックスのお家の難事件を解決してくださり、ありがとうございました!!今宵は存分に楽しまれてくださいませ!!ウタゲですわ〜!!」
とある高そうな異酒場。
アーデランス姫の挨拶と音頭により、ウタゲが開始される。
シ「………」
パ「シゲル、どうしたの??」
シ「いや…やはりこのセカイは、色々と私の世界に似ていると思ってな」
パ「そうなの?」
シ「ああ。酒の種類や、このような酒場、料理に至るまで酷似している。名称などは違うが」
パ「へぇ〜」
シ「私が呼ばれたのは、それなりの理由があるのかもな。私の世界で言えば、このセカイは色々とふざけた…失礼、独特な名称で反応に困る」
パ「とりあえずいつもツッコんでるよね」
シ「そうだな」
ラ「シゲル様、この度は本当にありがとうございました。一族を代表し、深く御礼をさせていただきます」
ラックスが姫との挨拶を済ませ、シゲルの席へ来る。
シ「いや気にするな。1日で解決となってよかった」
パ「そういえばそうだったね…」
ラ「数年の問題を、まさしく一瞬で解決へ導く様は、まさに勇者様と呼ぶべきご活躍でした」
シ「フサフサだからな。ところで、皆様のご体調は??」
ラ「はい。ひとまずは療養すれば大丈夫かと。父上、母上はともかく、キュレルは、そのカラダが2年分の成長をしているわけですから、なかなかまだ慣れないようで」
シ「そうだろうな」
ラ「皆、回復しだい、改めてシゲル様へ挨拶と、何か御礼を、と話しております」
シ「御礼か…。特には思いつかないし望んでもいないが、そういうわけにもいかないのだろう」
ラ「はい…依頼させていただいた身と、他にも色々…」
パ「まぁお貴族様が無報酬ってのもね〜」
シ「わかった。考えておこう」
ラ「ありがとうございます」




