第46毛 それだけで
廊下からバタバタと慌ただしく走る音が聞こえる。
???「キュレル!!皆様!!ご無事ですか!!」
パ「あ、スカルプ様」
メ「!!」
キ「父上……!!」
スカルプ「!!……な、なんと……おぉ、メトリー…メトリー!! 戻って…」スカルプは涙を流し、光景に驚愕する。
メ「あ…スカルプ様…」
キ「父上!!だだいま!!」キュレルはスカルプに抱きつく。
ス「?? キュレル??」
メ「スカルプ様…申し訳…申し訳ございません…。これから私が、全てお話し致します」
キ「母上は悪くないの!!私が…」
ス「いや、よい」
メ「え??」
ス「メトリー、ソナタには、寂しい思いや不安な思いをさせていたのだろう。今はただ、戻ってきてくれただけで、それだけで満足だ。メトリー、本当にすまなかった。そして、ありがとう」
メ「スカルプ様…私の方こそ…」
ラ「お話中すみませんが、今回の事は詳細を聞いた方が良いですよ父上」
ス「む??ラックス?」
パ「そうだね。ラックス強気じゃん」
ラ「色々と思うところもありますので。事情は分かりましたが、私達は家族です。やはり何もしれていないのはもどかしかった。今後は、可能な限り話していきたいです」
メ「スカルプ…そうですね。ごめんなさい。もう、包み隠さずに話せるわ」
パ「包み隠さず…か。なんかシゲルかわいそうだね」
シ「誰が何を包み隠してるって?」
パ「ふふっ。でも、かっこよかったよ」
シ「まぁ生い茂ってるからな」
パ「はいはい。じゃぁ、とりあえずアタシ達は部屋を出ましょうか」
シ「ああ」
そっと退室する時、シゲルはふと室内をみた。
シ「………気のせい、か」
パ「どうしたの??」
シ「いや、何でもない?」シゲル達は部屋を出た。
…
……
………
ヨカッタ…
アナタモデラレタ
スクワレタ
ワタシハ
ワタシハ…
ドウスレバ




