第398毛 ゴーコン
そんなこんなで
カリブ「え〜…と、とりあえずみんな、ありがとう。うん、持ち出しが難しい本は、特になかったよ☆」
キュ「やったーなのです!!♪」
カリブ「うんうん☆ じゃぁ、前後しちゃったけど、次に行くね」
シ「はい。お願い致します」
カリブ「うん。…まずは、君たちの『評価』を改めたいと思う」
シ「ふむ…」
カリブ「いやさ、別に悪く思っていた訳ではないんだよ? ただ、異例の速さで揉め事を解決し、ボタニストを従え…という言い方は変か、協力関係となり、『セカイの探究』へ向かう勇者……まるで『おとぎ話』だよね。まさしく勇者!! といえばそうなのかもしれないけど」
ア「……………」
シ「で、さらにはなんか大勢…しかもお姫様や若い子たちが多いときた。なんかね、『夢物語』みたいで、正直なんか『裏がある』ように思っていたんだよね」
シ「なるほど。確かに、私が貴殿の立場でも、にわかには信じられないかもしれません」
カリブ「アハハ♪ 順応力も高いよね☆ ま、そんな感じで、ダカラを介して君たちを見た上で、ここでのやり取りも把握した。そのうえでだけど」
カリブの目がスッと細められる。
カリブ「やっぱり君たち、危ういね」
モ「!!」
シ「危うい、ですか…」
カリブ「うん」
シ「…それは、『次の課題』に挑む資格もない、という意味で間違いないでしょうか?」
カリブ「フフッ そうではないよ♪ というか、逆といえば逆かな?」
シ「む?」
カリブ「つまり」
カリブが指を鳴らす。
……………
カリブの隣に
両の目を黒い布でおおった、髪の長い女性が現れた。
モ「!!アナタは……!!」
カリブ「君からミテどう??レビューサ…いや、『ゴーコン』」
ゴーコン(レビューサ)「…そうですね……まぁ今のところは及第点ですが……より『ミないと』わかりません」
そう言いながら彼女は
黒い布を外す。
モ「!!いけない!!皆様!!彼女の目を見てはいけません!!」
パ「え!?」
ヨル「!?」
ゴー「残念。もう手遅れです」
刹那
全員の
『意識』が
揺らぐ。
カリブ「…さぁ、『最終判断試験』だよ☆」
カリブがいつの間にか手に持っていた本を、おもむろに開く。
闇が
シゲル達を包み込む。
カリブ「君たちは過去を克服できるかな?? 『ハンズ・ラビリンス』」
シゲル達は
本の中へ吸い込まれた。




