第390毛 気遣い
カリブ「………」
ダカラ「カ、カリブ様??」
カリブ「!! ごめんごめん、思索にふけっていたよ。うん、やっぱりなかなかだね君たちは」
シ「褒めていただいているなら、恐縮です」
カリブ「うんうん。…もうちょっと聞こうかなと思ったけど、とりあえず、あとは勇者シゲル君へ聞くに留めようかな」
シ「私ですね。はい、何なりと」
カリブ「ありがとう☆じゃぁ早速なんだけど、君、『皆を守れるのかい』??」
モ「!?」
シ「と、いうと?」
カリブ「言葉通りの意味だよ。君は…まぁ勇者ハルト君も今はあれだけど、『他とは違う目的』でマカイへ行くよね。オルビスさんとかからも言われてるかもだけど、『何が起こるか分からない』よ? こんな大所帯で、仲間を守れるのかい? 全員が全員、戦闘ができるわけじゃないだろうに」
モ「カリブ様…恐れながら…」
カリブ「恐れてるなら、割り込まないでくれるかな」
モ「っ………」
カリブ「ごめんごめん☆でもさ、『この勇者様』に聞きたいんだ。『テンカイからもマカイからも一目置かれている』シゲル君から、ね」
モ「…失礼致しました」
カリブ「うんうん。で、どうなんだい?」
シゲル「……失礼。答える前に、多少、感想を言ってもよろしいでしょうか?」
カリブ「ん?? 感想?」
シゲル「はい」
シゲルはフッと微笑む。
シ「カリブ氏は、お優しいのですね」
カリブ「!!」
シ「それに、心配性だ」
カリブ「…なぜそう思うんだい??」
シ「簡単な事ですよ。今までの質問全て、我々を気遣ったものだからです」
カリブ「………」




