第389毛 賭す
シャ「ネイチャー王国で勇者様が召喚されたと聴いた時『ああ、またか』と、思いました。しかしながら、先程お話ししたように、勇者様…いえ、シゲル様は違う価値観、違う視野をお持ちでした。そして、そのシゲル様に呼応するように、今の仲間が集まったと、私も思っています」
カリブ「…なるほどね」
シャ「はい。長くなりましたが、私はこれらの事から、この勇者様…いえ、この方なら、『明確な理由もなく、ただ皆が言っているからと言って他を貶めるような世の中』に一太刀入れてくれるかもしれない、と思いました。そして、シゲル様任せではなく、私も、私自身も、それをしたいと…思いっきり、根拠のある苦言を呈してやろうと思った次第です」
エ「………(シャルルさんって、案外激情型だよな〜……)」
カリブ「ふむ…それは、命を賭してまで思っている事かい?」
シャルル「はい。ただ…」
カリブ「? ただ?」
シャルルはシゲルを見る。
シャルル「…シゲル様は、『命を賭す』事には反対されるかと思います」シャルルは笑う。
シ「…そうだな」
シャルル「フフフ♪ ですが、それくらいの覚悟はあるんだと言う事、分かっていてくださいね」
シ「……承知した。ありがとう」
カリブ「………」
シャルル「あ、すみませんカリブ様。私は、こんな感じです。いかがでしょうか?」
カリブ「…まいったね…想像以上だな…」
シャルル「え??」
カリブ「ああごめん。うん。詳しくありがとう。その答えで大丈夫だよ」
シャルル「それは良かったです」




