第376毛 一任
ヴィオレ「!! ………」
ウック〘イジメた〜!!〙
レレ〘危ない〜!!〙
ヴィオレへの攻撃を止めたウックとレレだが、以前として憤慨している様子でシゲルへ向いている。
シ「ふむ。これまで、何かしらの事があったのですね。ただ、『今』は、モイスチャー氏の代理とはいえ、我々の担当として動いてくれています。御二方、ここは私に免じて、矛を収めてくれませんか?」
ウック〘………ぅ〜〙
レレ〘………ム〜〙
モ「ウックさん、レレさん。私からもお願い申し上げます。…同じボタニストとして、貴方方とヴィオレとの確執について存じ上げないのは、恥ずべき事だと自負致します。しかしながら、今シゲル様が仰ったように、私達へ手を貸してくれる同胞なのです。…どうか……」モイスチャーはウックとレレにアタマを下げる。
ヴィ「……姐さん…」
しばしの沈黙の後
フヨフヨ…
フヨフヨ…
風が
和らぐ。
シ「!!」
ウック〘シゲル様に〜〙
レレ〘任せる〜〙
そう言い残し
ウックとレレは姿を消した。
シ「ふむ。とりあえずは、落ち着かれたみたいだな。良かった良かった」
ダ「………ぁ…ぇ…ぁの……」
ヨル「…ハッ!! ダ、ダカラさん!! 大丈夫ですか!?」
ダ「え…はい、私は何とも……」
ヨル「良かった…ヴィオレさんは!?」
ヴィ「!! …はい…大丈夫っす……………」
エ「とりあえず、双方お怪我がなくて何よりですが…色々と聴きたいですね〜……」
ヴィ「……………」
モ「…ヴィオレ……貴方は…」
ヴィ「…すみません」
ダ「!!」
ヴィオレはダカラを見据える。
ダカラの周りには、相変わらずダカラを護るように風が纏わり吹いている。
ヴィ「貴方…貴方は…『ダカラ』と言うお名前ですか?」
ダカラ「は、はい……ダカラ・グリーンと申します…」
ヴィ「…ダカラ・グリーン……………そうですか………」
キュレル「…(語尾の○○っす!が無くなってるのです…)」
ダ「…ぁ…あの、突然、この子たちがすみませんでした…。何故かは…わかりませんが、多分、別の誰かと勘違いとか…」
ヴィ「……いえ、良いんです………」
ダ「………」
ヴィ「………ダカラさん」
ダ「はい!!」
ヴィ「…貴方は、ずっと『ここ』に居たのですか?」
ダ「えっ、あ、はい…。恥ずかしながら、私…小さい頃の記憶はほとんどないのですが、記憶の範囲では、ずっとセレンディピティ共和国で、カリブ様の側にいます」
ヴィ「!!………そうですか…わかりました…」
ダ「…??……あの…」
ヴィオレは踵を返す。
ヴィ「…すみません皆さん、本日はこれにておイトマし…するっす。…また様子を見に来るっす」
パ「ぇえ!?」
シャ「……何の説明もなく…ですか……」
ヨル「………」アセアセ




