第368毛 立場
オル3〘さて、長話になってしまい、失礼致しました。ひとまず、状況の共有等は、私からは以上です〙
シ「承知致しました。ありがとうございます」
ア「………」
コー〘姫…何かあるのならば、言うなら今ですよ〙
ア「………はい……………オルビス…様……」
オル3〘!! はい〙
ア「………私の…私の『してしまった』事については、いったん、心の奥にしまいます…かくいうシゲル様のご意志とお慈悲を、いただけたので…」
シ「…(慈悲という訳ではないのだが……)」
ア「そのうえで、オルビス様。私は『勇者様のお側にいても良い存在』なのでしょうか??」
コー〘!!〙
ヨル「…お姫様…それは……??」
ア「…私は…私は、『お告げ』に導かれた立場であり、今後ももしかしたら『お告げ』の通りに……あ、『操られ』て………」
モ「姫」
ア「!!」
オル3〘あら…〙
モ「貴方は、かの勇者シゲル様との交流、そして旅路の中で、当初とは違う、新たな考えをしておられますよね??それこそ、私達の拠点での『会議』でも」
ア「………」
モ「姫。貴方のお立場と現状、お察し致します。そのうえで再度、お心に留めてほしいことは、ゴウモウ王の想いです。セカイをミテきなさい』という、想いを…」
ア「………モイスチャーさん……」
モ「敢えてハッキリ申し上げます。貴方は姫であり、旅人でも、冒険者でもない。本来なら、確かに、過酷な旅へ赴く人材ではありません。…ただ、貴方が関わった、貴方が『信じた』ヒトと、『知ろうと思った事』は、旅の中でしか分からない、ミエテこないものだと思います」
ア「………」
モ「ネイチャー王国ゴウモウ王の第1王女アーデランス・キョウセイン様。貴方は、此度の中で、貴方の『存在意義』を探求するために赴かれていると察します。どうか、『軸』がブレないよう……。いえ、たとえブレたとしても、『貴方自身』を、責めないよう……『仲間』としての助言です」
ア「!! ……モイスチャーさん…!!」
オル3〘…いやはや、立派になりましたねぇモイスチャー・ミルク。…これも、この御一行についてきたお陰かしらねぇ…〙
モ「!! いえ…私などまだまだです……」
オル3〘オッホッホ♪そういう所も、アナタらしいですね。…さて、アーデランス姫。ほとんどの事は、モイスチャーが言ってくれました。他に何か、聴きたい事はありますか?〙
ア「…いえ、大丈夫ですわ…!! 私、私の進むべき道は、変に考えないようにしますわ!! シゲル様と…シゲル様とともに……!!」
オル3〘オッホッホッホ!!〙
シゲル「…アーディ。やはり、色々と考えていてくれたようだか、改めて、これからもよろしくな」
ア「はい!!」




