第355毛 番人/守護者 エイムダルの評価File.13 記憶録
……………
「うわ、『死の神』だぜ。…関わったら殺される。例え同じ神だろうと…」
「なんで姿を…ハッ!!まさか厄災の予兆…!? こっちに来ないで!!」
「……ようやく『死』を迎えられた…!! アナタが死の神様ですか!! さぁ、私は何処に行けるのでしょう!! ぁあ…今度こそ…今度こそ、充実した『生』を……!!」
…
……
………
ワタシ…
ワタシは……
忌み嫌われ
怖がられ避けられ
希望への通過点に過ぎない
…そんな存在
もう
誰かを愛することも
誰かの側にいることも
それさえ…私には……
『勇者召喚』??
ハテナが嬉しそうに話しているのを見た。
アイツは
嫌い
いつも幸せそう
だけど
ハテナ「あ、ヘラちゃ〜ん♪」
ハテナが手を振って、近づいてくる。
ハテナの周りにいた神々は踵を返すのに…。
なぜ
ナゼ……
ワラエル「神様の中でさ、やっぱりヘラ様は異質なのかなミガマエル??」
天使たちが
話しているのを
たまたま聴いた。
どうせ
ワタシは異質
ワタシは……
ミガマエル「ふむ。異質というか、偉大だな」
……
え??
ワラエル「偉大?」
ミガマエル「ああ。ヘラ様は『死』を司る神。まさに『理に沿った』神様だ。そうなると、自身の想いや思考とは別に、責務を果たす必要がある。その苦悩、その葛藤は、我々には計り知れないな。だからこそ、偉大なのだ」
ワラエル「なるほど〜。さすがミガっち!!」
…
何を……知った風に……
ワラエル「でもさ、確かに責務?というか、役割はあるんだろうけどさ…なんか、『幸せになってほしい』よね」
…
!!!!
ワラエル「皆、等しくそんな権利があるんだからさ、死の神様だからって、我慢してほしくはないよね」
ミガマエル「そうだな。そのとおりだ」
…
……
何を……何を……
ワタシは
ワタシには……
幸せなんて………………




