第332毛 陽のあたる坂道
シ「…ダカラ氏のチカラで、ですか??」
ダ「はい。幸い、今は『陽が照っています』。私のチカラの真骨頂です」
シ「………」
コー〘………まさか……〙
パ「え??何なに?」
ダ「『陽のあたる坂道』に限り、駆け上がる皆様の負担を軽くできます。…『風になる』」
ふわり と
春風のような
柔らかい風が
一同の周りを包む。
シャ「………??」
ラ「何か…変わった?」
ダ「皆様へ、風の精霊ちゃんの加護を分けました。試しに、誰か登ってみてくださいませ」
エ「え〜、誰行きます〜??」
シャ「ヨルは今のカラダ上、よく分からなそうなので除外で」
ヨ「………うぅ……」
キュ「よし!!ここはこのキュレルが」
メ「ウフフ…///」
キュ「!!しまった、刺激厨がいたのです」
ラ「気持ちはわかるけど母上に失礼じゃ…」
メ「不肖メトリー、いざ参ります!!」
鼻息荒く、メトリーは一歩を踏み出す。
そして
キュ「母上凄いのです!!」
エ「すっご〜!!アタシと同じか、それ以上に速いかも……」
メ「ふっふっ…刺激っ…刺激っ…ふっ…」
ラ「…(あの掛け声は何とかならないのかな……)」
シ「……………ワイス氏…」
コー〘…多分、同じ事を考えているかと…〙
シ「…そうですか……………ヨル」
ヨ「へ!?あ、はい!!」
シ「………ダカラ氏に恩を帰すなら、貴殿からだなきっと」
コー〘…ック……(堪えた!!)〙
ヨ「???」
シ「…それにしても……」シゲルは、ダカラを見た。
ダ「??どうかしましたか?」
シ「………いえ、何でもありません」
ダ「?」
モ「…とりあえず、ダカラさん、ありがとうございます。これで、皆様、軽快に登れそうですね。では、メトリーさんに続きましょう」
一同は頷き
陽のあたる坂道を駆け出した。




