第327毛 加護
シ「………というと??」
ダ「はい。私には、『お友達』がいまして…」
パ「お友達??」
モ「……!! ため息を風に変える……もしや…」
エ「え?なになに〜??何ですか?」
モ「………『風の精霊の加護』があるのですか??」
シ「!!」
ダ「さすがはボタニストさんですね。はい。私には、2人の可愛い精霊さんが寄り添ってくれています」
シ「……『加護』とはどのようなものでしょうか、モイスチャー氏?」
モ「…詳細は後ほど、道中でお伝え致しますが、『セカイに散らばるスキルの残滓』のようなモノです…」
コー〘…残滓?〙
モ「はい…非常に、珍しい存在ですが…」
ダ「…その言い方は、好きではありません。…あの子達は『カケラ』や『余り物』ではなく、確かに存在している生命なんです」
モ「!!これは、大変失礼な物言いをしてしまいました。心より、お詫び申し上げます」
モイスチャーはアタマを下げる。
ダ「!!……アナタは、ご丁寧ですね…。…いえ、『各セカイ』で、そのような言われ方をされているのは知っています…。私の方こそ、失礼致しました」
モ「…いえ……。…しかし、『加護』をお持ちとなると、色々と…」
ダ「はい。仰りたいことは分かります。詳しくは、道中にお話ししてもよろしいですか??」
シ「む?道中??」
ダ「あっ、順番が前後してしまいました」
ダカラは一行それぞれに笑顔を向ける。
ダ「少し、お聞きしてしまいました。これから、セレンディピティ共和国へ向かうのですよね??私も同じなので、もしよければ、同行させていただきたいです」




