第271毛 独立
モ「では、これで本当に、話すべきことは終わりました。皆様の貴重な時間を割いてしまいましたが、非常に有意義な話し合いとなったこと、皆様に感謝申し上げます」
シ「いえ、こちらこそ、懇切丁寧に様々な事を教えてくださり、大変助かりました」
パ「改めて、アタシって全然世の中のこと知らなかったんだな〜って思い知らされたよ…」
シャ「まったくあなたは…と言いたいところですが、私もあなたのこと言えません…」
エ「それにしても、皆合わせたら8人!! 絶対、ほかの勇者様ご一行より断然大人数ですね〜」
ラ「確かに、なんか目立っちゃいそうですね」
シ「!! そうだ。目立つと言えば……モイスチャー氏」
モ「はい」
シ「ちょっとした懸念なのですが、我々はおそらく、他の勇者達とは異なる目的で、旅をします」
モ「そうですね」
シ「もっと言うと『導きに反する』かと。…その場合、あくまで最悪の事態を想定して、なのですが、『テンカイからのモノ』であるスキルが、使用できなくなったりはしませんか??」
モ「!! …おそらくは、大丈夫かと。…というのも、スキルというのは、一部例外はありますが、基本的に『授かる』ものであり、『借りている』訳ではありません。また、『スキル説明』についても、元々備わった状態で、授かる形となっています」
シ「なるほど」
コー〘携帯電話の通信サービスというよりは、ゲーム機のようなモノでしょうかね。作り手の手を離れれば、基本的には独立している、という感じかな…〙
シ「確かにそうですね」
モ「…??それはわかりかねますが…おそらく認識としては間違っていないかと」
シ「わかりました。ありがとうございます」
モ「では、もとの場所まで転移致します」
一同が頷く。
…
…
………
そして
シゲル達一行とゴウモウ、スカルプを見送ったモイスチャーは、もとの空間へと戻って来る。
???「なかなか大変そうだったけど、結果的には上手くまとまったようですねぇ」
モ「!! …お早いお着きで…というか、見ていたのですか、師匠」
オルビス「オホホ、少し気になってねぇ」




