第265毛 転機
モ「コーデルワイス氏、本題です。貴方は、今すこしシゲル様へ先にお話ししていましたが、『シゲル様方とともに旅をしたい』という想いで、間違いないですね??」
ヨ「!! え??」
コー〘…はい。そうです〙
パ「え? ちょっと待ってください。それって…つまり…」
ゴウモウ「………」
モ「…はい。ゴウモウ王ともお話しした結果、『この状態の究明には、勇者シゲル様と行動をともにした方が寧ろ安全だろう』という結論になりました」
シ「………王、想い切りましたね…」
ゴ「……致し方ない…いえ、勇者様達が悪いと言っている訳ではありません。もちろん、コーデルワイス氏もです。…ただ、やはり我が国の姫を遠方に出すのは、何とも心持ちが…ハハハ…」
アーディ「……お父様…私…」
ゴ「…アーデランス。そなたは、常に外のセカイや異国に憧れていたな…。ただ、立場上、自由に行かせてやることができなかった…」
シャ「………」
パ「………」
ゴ「そなたに『お告げ』があったとき、正直に言うとな……『ああ、これで少しは満足できるかな』と思った。異世界の勇者様なら、色々な異界の知識や経験がある。それが良い刺激になるだろう、と」
メ「………(刺激……)」
ゴ「思った通り、勇者様は博識で、人当たりも良く、尚且つ瞬く間に様々な出来事を解決へと導いてくれた。そんな勇者様を見るソナタの目が、少しずつ変わっていくのを感じたよ」
ア「…お父様……」
ゴ「アーデランス。私は、ソナタが愛おしいし、心配もしている。だが、我々皆にとっていくつかの『転機』が一生の中であるとすれば、ソナタはそれが『今』だ。広いセカイを、広い心をもつ者達とともに、見てきなさい。そして、『自分の在り方』を見つけてきなさい」
ア「………はい!!」
ラ「……………」
エ「……(ラックスさんまた泣いてる…)」




