第263毛 意識
パ「あれ?でもあのとき、メトリーさんのスキルは、使えなかったんじゃ…」
モ「おそらく、起こったのはこんな形です。まず、コーデルワイス氏自身、召喚が『曖昧』だった。これは、コーデルワイス氏本体ではなく、異世界の道具を介する形で、召喚された為です。『ミタマがどっちのセカイ(世界)にあるのか』自体が曖昧だったため、スキル時、対象を判定できなかったのかと推察されます」
パ「う〜…また難しい……」
モ「では、なぜエクステ氏のスキルが使えたのかと言いますと、厳密にはエクステ氏のスキルが『意識ウツシ』だからかと思われます」
エクステ「!!」
シ「意識ウツシ??」
モ「はい。大雑把に『対象を植え込む』という、エクステ氏のスキルですが、これは非常に範囲が広いものと考えられます。シゲル様がミウツシ人形へ『植え込み』をエクステ氏に依頼した際は、ハッキリ『ミタマを植え込んでほしい』と言ったため、そのようになったかと」
シ「ふむ…」
エ「というかモイスチャーさん、私からスキルの説明していないのに、考察すごいですね〜」
モ「恐縮です。まぁ、これが仕事ですから」
ヨ「…(何だか嬉しそう……)」
モ「今回の場合、植え込みの詳細は、エクステに託されました。そして『この場にいる誰かしらへの植え込み』と念じた。この時点で、かなり抽象的なのです」
パ「言われてみると、確かに……」




