第247毛 不満気
シ「…オルビス氏…恐れ入りますが、モイスチャー氏は厳粛かつ丁寧に、お仕事をされていると…」
オ「あら、勇者様に気を遣わせてしまいましたね。ええ、私も、『彼女』が真面目なのはわかっていますよ。滅茶苦茶に怒っている訳ではありません」
シ「そうですか」
パ「………え?? ま、まって!!」
シ「む?? どうしたパンテーン」
パ「い、いや……オルビスさん、今、『彼女』って……」
ラ「!!」
シ「ああ。それが、何かあったか??」
パ「え、シゲル…っというか、みんな、わかってたの??モイスチャーさんが『女性』だって………」
モ「…………………………」
シャ「え、ええ…」
エ「身のこなしが女性ですよね〜」
ヨルも頷いている。
ラ「……えっと」
エ「ラックスさんは、気付いていなかったかな?」ツンツン
ラ「!!…は、はい…」
パ「ぇえ…だって、着丈の長い服を着て常に髪を隠してるし、声色もなんていうか…」
シャ「中性的ですね」
パ「そうそれ!!」
モ「……………」
オ「オッホッホ!! ボタニストは本来、どこにでも赴いてどんなことも解決する謎の集団という立ち位置を目指しているので」
キ「かっこいいのです!!」
メ「確かに、その怪しさ…ミステリアス?というのでしたっけ?(本で学びました)そこが魅力的ですね」
モ「……………」
オ「モイスチャー、ほら、どうせアナタはこの方々に御執心なのですから、キチンと挨拶しなさいな」
モ「……………はぁ…わかりました………」
そして
モイスチャーはフード(のようなもの)をめくる。
パ「………!!うわ…キレイ……」
銀髪で短髪の
整った顔立ちの女性が
不満気に皆を見ていた。




