第211毛 手札
パ「…ほ、本当に何ともないの??」
シ「ああ。びっくりするくらい問題ない。臓器とかは模してないのだろう??なのに息もできる…というか『息ができているように感じる』…」
エ「…ミタマというか…意識だけが移った形ですかね……。つまり、肉体の方が損傷を受けたら、呼応するといったような…」
シ「確かにな。精神と身体は密接というし…」
キ「勇者様が2人いたからびっくりしたのです!! 事前に説明が欲しかったのです」
メ「…そうですね……。『貴方がたの力を借りたい』だけでは……まぁ、刺激的ですが…」
ラ「…母上…相変わらずの刺激厨で…」
シ「大変失礼致しました。しかし、これはなかなか使えそうだ」
パ「それって、さっき言ってた、刺客からの備えってこと??」
シ「ああ。使わないに越したことはないのだが、今後、どのような場面でどのような輩と遭遇するか分からないからな。カード…こちらの手札、手数は多く持っていたい」
シャ「なるほど…仰られる意味はわかりますが…」
ヨ「なんか不安そうだね? シャルル」
シャ「いや…その…そうですね……貴方と同じような状態になるかと思うと…虫唾が…」
ヨ「え!?」
シャ「冗談です。ただ、不安はありますね」
パ「そうだよね…」
シ「皆の気持ちはわかる。だからこそ、万一の場合に備え、メトリー氏とキュレル氏も協力してくれている今、皆にも試してもらいたい」
パ「…うぅ…わかった…」
シャ「…よし、覚悟を決めましょう」
ラ「………(実はちょっと楽しそうって思ってるなんて言えない……ハッ!! もしや家族に毒され…いやいや、バカな事を考えるな…)」
メ「………(実はちょっと楽しそうって思って葛藤してる顔ですねラックス)」
キ「わかりやすいのです!!」
メ「キュレル、声に出ていますよ」




