第十部『神がかりな奇跡と髪が仮の軌跡 奮闘編』 第210毛 ミウツシ/ミタマウツシ
これより第十部です。
奮闘・解決編とする予定でしたが、それぞれ別の部とします。
ようやく、戦闘シーンが多くなります。
時系列として、第168毛 試験 の中の出来事
シゲルの宿
パ「え…ホントにやるの??…大丈夫?」
シ「ああ。試してみたい」
ヨ「…ゆ、勇者様!!そ、それなら、私が…私、今、似たようなものですし…」
シ「ありがとうヨル。だが、いきなり貴殿を試す真似はしない。まずは言い出した私からやってみよう」
ヨ「勇者様…」
エ「………ホントに良いのですか???」
シ「ああ。お願いする。念の為、あの2名も呼んでいるしな。間もなく着くだろう」
エ「………わかりました」
シ「では、初めてくれ」
エ「は、はい……ですが…今まで『ミタマの植え込み』はやった事がないので、少々、集中というか、想像の時間をくださいませんか??」
シ「ああ。構わない。むしろすまないな」
パ「…それにしても、大丈夫かな??……ミタマを、ミウツシ人形へ移してみる、だなんて…」
ラ「肉体から魂が離れる、というのが、想像できません…」
ヨ「…勇者様、やっぱり、私が…」
シ「皆、大丈夫だ。万一のために、今、メトリー氏とキュレル氏を呼んでいるしな」
シャ「…それはそうですが…」
シ「エクステ。どうだ??」
エ「…はい。……やれ…ます…」
シ「よしではお願いする」
エ「…はい!!」
シ「…シゲル…」
エ「…ミタマよ…『植え込み』」
…
…
………
その感覚は
例えるなら海やプールにて
水の中へ潜った瞬間のような
いつもと違うセカイのようだった。
シ「………ん……」
パ「……シゲル!!シゲル!?」
ヨ「勇者様…!!」
エ「………」
シ「………これは…」
パ「!! シゲル…本当に…」
エ「……成功…しましたね……ぁあよかった…」
シ「……これが、『ミウツシ人形の中』か…」
シゲルは人生で初めての経験に
心躍らせていた。
ガチャッ
キュレル「キュレル参上つかま……何ごと!?」
メトリー「何ですかキュレル、急に………え???」




