第183毛 論破
宿屋にて
パ「シゲル…アタシがそもそも心配したからなんだけどさ…いざとなったら本当に…??」
シ「ああ。お父上のスキルに頼ろう」
パ「うぅ…わかった」
シャ「スカルプ様のアイテム『スコープペンダント』も役に立ちますね」
シ「ああ。有事の際、登録してある者、つまり我々仲間と瞬時に連絡がとれるからな。非常に有り難い」
ラ「父上のスキルが、旅の役に立てるなら感無量です」
パ「あ、あとは『合図』も決めたもんね」
シ「そうだな。『合図』は、今後様々な場合に使うだろう。皆、聞き逃さないように頼む」
パ「はーい」
シャ「わかりましたかヨル」
ヨ「名指し!?どっちかというと、尾行の気配を察知できなかったシャルルが気をつけるべきでは??」
シャ「………」
パ「珍しく論破されてる〜」
シャ「……くっ…不覚…」
エ「とりあえず、皆自分のお部屋へ行きますか。また明日、会いましょう」
シ「そうだな」
そして皆散り散りに…
パ「あれ、ちょっと待って」
シ「む?どうした」
パ「いや…あのさ……今まで、なんで気が付かなかったって感じではあるんだけど…」
シ「??」
パ「シゲル……の肩に……なんでヨルさん乗ってんの??」
シ「ん? いや、いつも結構乗っているだろう」
パ「いやそうなんだけどそうじゃなくて……これから、寝るんだよね?」
シャ&エ「!!」
シ「そうだが…」
パ「え…まさか…一緒に…」
ヨ「???」
シャ「…ヨル」
ヨ「!!はい?」
シャ「今日は私のところで、お話しながら寝ましょうか」
ヨ「え?? うん、私は良いけど……勇者様、それでも良いですか??」
シ「ん?ああ、構わない」
ヨ「使い魔なのにすみません」
シ「いや、それは全く気にしなくて良いぞ」
ヨ「はい」
パ「………あ……」
シャ「パンテーン」
パ「はいっ!!」
シャ「…やっぱりハッキリしなさいね。でないと色々混乱するでしょう」
パ「う…ごめん」
エ「………(あー面白い)」
ラ「………(いったい何だったんだ……)」
※これにて第八部終了。
第九部にうつります。




