第153毛 幕間 ガールズトーク2
キ「ここからはオトナの時間なのです!!」
パ「えぇ…キュレルが言う?」
キ「レディに向かって失礼な!! さぁ、メスの目をした女騎士、その本性をさらけ出すのです!!」
パ「………次は何の本に影響されたの?」
メ「落ち着きなさいキュレル。何事にも確認と整理が必要です。…さて」
メ「パンテーンさんは、勇者シゲル様をどう思っているのですか?」
パ「…え…どうって…」
キ「ええぃ女々しい!!さっさと白状し………ぁらら…」キュレルの周りがボヤける。
メ「これ以上茶化したらハザマ待機にしますよ」
キ「ひどい母上!!『入れ替え』対象設定してないのに〜!! スキルの乱用なのです!!」
ヨ「………(ぁあ…トラウマが…)」
シャ「とりあえず放っておきましょう。…パンテーン、勇者様との旅は、いつまで続くか分かりません。ヨルのように、多少、目的が違う場合もあるけれど、皆、同じ方向は見ているべきだと、私は思っています」
パ「………うん」
シャ「アーデランス姫も先日話されてましたが、私達の目的は『魔王と接触し、ある問題を解決すること(姫は、真っ二つにしてくださいと言ってましたが)』、そして『勇者様を元の世界へ帰すこと』です」
パ「………うん」
シャ「勇者様は意図せずして、こちらのセカイへ呼び出された。そして、私達が言うのもなんですが、『厄介事』を押し付けられた形です。こちらの事情はあれど、勇者様がお務めを終えられた際は、感謝とともに、帰還への後押しをすべきだと考えます」
パ「……うん。そうだよね」
シャ「…パンテーン。今アナタが思っている、感じている事を、言葉にしていただけませんか?? とりとめがなくても構いませんので」
パ「………うん…」パンテーンは目を瞑る。
メ「……(これはなかなか刺激的ですね)」
キ「(ハザ待ちは辛いのです)」
パ「アタシね、これまで、男性とか女性とか、もっと言うと、誰かの人生について、深く気にした事はなかったんだよね…」
シャ「………」
パ「あ、誰かの事が気にかからないって意味じゃなくて、なんというか…深く知ろうとはしないから、アタシのことも、深く知ろうとしないでね、っていう感じで……その方が、気が楽でさ」
シャ「……ええ。」
パ「シャルル、ラックス、メトリーさん、キュレル、それにヨル…スカルプ様やアディも、たくさん、良い人に巡り会えたなぁって思ってるけど、なんか…付かず離れずの関係みたいな…その方が、アタシには向いてるって思ってた…」
シャ「…それが、勇者様は別、だと?」
パ「………まだよくわかんないんだけどね…前に、アタシのスキルを使う計画があった時、シャルルの事をシゲルへ話したんだ」
シャ「私の事を??」




