第137毛 檻
パ「ボタニストっていうのは、街の治安を取り締まる組織的なやつなの。神出鬼没だから結構びっくりするけど」
シ「なるほど」
ス「勇者シゲル様。よろしければ私の方から、ボタニストへ連絡しますよ」
シ「ありがとうございます。お願い致します」
ジ「………勇者様」
シ「む? はい」
ジ「ボクも…ボタニストのもとへいきます」
カ&リ「「え???」」
ジ「今まで、ボクは…ただ、兄さんの影でいられたら良いと思っていました。たった1人、血の繋がった兄さんを、家族を、失いたくない…だから兄さんの後ろにいて、全力で守ろうって」
ウ「……………」
ジ「でも結局、ボクは間違いを犯しました。そして、兄さんにも大きな業をつくってしまいました」
ウ「ジン!!そんなことは」
ジ「兄さん。言わせてほしい。ボクは、もう隠れないから。逃げたりしないから。ボクは、ボクとして皆に認められて、兄さんの隣で一緒に生きていきたい。それが、きっと………姉さんの願いでもあると思うから」
ウ「…ジン………。………そう、そうだな…。僕も、ジンを失いたくないという想いが、空回りしていた…結果的に、ジンを檻に閉じ込めたようなものだったね…ごめんジン…」
ジ「兄さん…」
???「ご歓談中失礼致します」
ウ&ジ「「!?」」
ス「おお、もう着いたのですね、ボタニストの方々」
ウィッグ達の後ろに、3名程の、フードやローブらしきモノを身につけた人物が現れる。
ラ「ドアから入って来てほしいです…心臓に悪い…」
キ「スーパーヒーローみたいなのです!!」
メ「いつか習得したいですね」
ラ「母上?」




