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第135毛 またね
ヒルデの輪郭が、徐々にぼやけていく。
シ「ヒルデ様…皆様…そろそろ…」
ウ「っ!!ヒルデさん!!」
ジ「お姉さん!!」
カーラ「…ぅっ…ぅっ…お姉様…」
リン「……………」
ヒ「みんな、お話しができて、本当によかった…。どうか、どうか自由に…生きてください…」
ヒ「勇者様、皆様、本当に、本当にありがとうございました。………さようなら」
シ「お役に立てたなら幸いです」
パ「………またどこか、いつか…」
ス「私も、あなたの想い受け取りましたよ」
ラ「………(どうして皆声を出せるんだ…)…」嗚咽中
メ「生前にもお会いしたかったです。どうか安らかに」
キ「ヒルデさん!!もう苦しまないでねなのです!!」
ヒ「キュレルさん…ありがとう…」
シャ「……………」
ヒ「シャルル…」
シャ「またね…ヒルデ」
ヒ「…!! はい!!また…また会いましょう!!」
ヒ「ありがとう…ござい…ました」
そして
ヒルデは消えた
シゲルと
もう2名だけが
わずかな異変に気がついていた。




