第134毛 友達
シ「…ヒルデ氏…」
ヒ「はい。勇者様。分かっています。…そろそろ…時間、ですね」
ウ&ジ「「!!」」
カ「そんな…」
リ「お姉様……!!」
ヒ「カーラ、リン。私が勝手をしたせいで、あなた達まで巻き込んでしまい、本当にごめんなさい。…今はもう『椿』は必要ないはずです。どうか…あなたたちは、自由に生きてください…。…勇者様」
シ「はい」
ヒ「厚かましいお願いですが、どうかカーラとリンに…寛大な…寛大な処置を……どうか…」
シャ「本当に厚かましいですね」
ヒ「うぅ…」
シ「死人に口なし、という言葉はあるのですが、真相を理解している人間がこれだけいます。私も含めて。お二方の処置の際には、私からも今までのお話しからの情状酌量を意見する事をお約束しましょう」
ヒ「…!! あ、ありがとうございます…」
シャ「ヒルデ」
ヒ「…はい」
シャ「…私は、本当に怒っているのですよ??あなたが何も話してくれなかったこと、1人で抱え込んでいたこと…そりゃあ話しにくいとは思いますが、おひとりで解決できることでもないでしょうに」
ヒ「………」
シャ「ヒルデ。あなたにはあなたの人生が、確かにありました。あなたのこれまでを、私は否定しません。あなたのこれから思い描いていた事を、私は応援したかった。ただ、私を含め、今想いを打ち明けられたから、まぁよしとしましょう」
ヒ「…シャルル」
シャ「ヒルデ。あなたは、何があっても私の友達です。今までも、これからも。だから………どうか………っ……もう…苦しまないで……」
ヒ「っ…シャルル……ありがとう……大好きだよ…!!」
シャ「…遅いのですよ…あなたは…もう………」
パ「………シゲル…どうにも…できないんだよね??………」
シ「………そうだな」




