第123毛 駆使
シ「メトリー氏とキュレル氏に効かなかった理由は気になりますが、ひとまず置いておきましょう。さて」
シゲルはパンテーン達に目を向ける。
シ「皆様方。準備はよろしいですか??」
少女達、ウィッグ達以外の皆が頷く。
シ「では、はじめます」
………………………………………
再び前日
パ「力を貸して欲しいって、どうすれば良いの?」
シ「ああ。結論から言うと、アサヒ氏を呼び出したい」
一同「「「「「「え??」」」」」」
メ「できるのですか???」
シ「確率は70%程かと。ただ、皆様のお力添えをいただけるなら、出来るはずです」
シャ「ま、待ってください!! その、呼び出しって、まさか天界から…??」
シ「いや」シゲルはシャルルを見る。
シ「おそらくアサヒ氏の魂は、ハザマに囚われている。キュレル氏が聴いた声の主が、おそらくそうだ」
シャ「!?」
シ「それに、私も聴いた」
パ「え??」
シ「スカルプ様のお屋敷にて、メトリー氏とキュレル氏が無事元に戻り、部屋を出るときだ。『よかった』等の声が、かすかに聴こえた。気のせいかとも思っていたが、諸々の件で確信した」
ラ「こ、声だけでですか??」
シ「いや、実はその後、ウタゲの際、異酒場にてウィッグ氏をみたとき、ウィッグ氏の背後にうっすら女性が見えた」
ラ「!!そ、それは…」
シ「その後、路地裏から出てくる青年を見た時には特に何も見えなかったが、広場にてウィッグ氏がボールド氏と対峙している時も、女性がウィッグ氏の背後…というか後頭部付近に浮いているのが見えた。そして『ごめんなさい』と呟いているのもな。これも、ウィッグ氏と青年が違う人物だという事の裏付けになった」
メ「ハザマに囚われている…しかも、魂で…」
キ「勇者様…」
シ「わかっています。アサヒ氏は、同じく囚われたキュレル氏をずっとハゲ増して…間違えた励ましていたようですから、私としても解放して差し上げたい」
ス「そうですね。ただ、どのように…」
シ「メトリー氏、ラックス、シャルルとパンテーン、そしてキュレル氏の順に、スキルを駆使していただきたい」
キ「父上だけ役立たずなの!!」
ス「結構傷つくからやめてくれるかいキュレル?」




