第114毛 スコープ
………
シ「では、計画を確認し」
キ「ミッションって言ってください!!」
シ「すみません。ミッションの確認をしましょう」
キ「はいボス!!」
ス&ラ「「………」」
メトリーはなぜかニコニコしている。
シ「まずスカルプ様、スキルの確認です」
ス「はい」
シ「貴殿のスキル『スコープ』は、対象が身に着けている物を通して、対象が『見えている』ものが見え、かつ会話も可能、という事ですね?」
ス「その通りです。今回の場合、メトリーの胸元にあるブローチに作動させようと思います」
シ「わかりました。スカルプ様のスキル発動後、メトリー様がウィッグ氏の自宅へ潜入、『ターゲット』を見つけるか、ウィッグ氏以外の誰かがいた痕跡を見つけた時点で、コチラ側へ合図をおくる」
メ「はい。合図としては、ブローチの前で手を2回軽く振ろうと思います」
シ「わかりました。そして合図があったら」
キ「キュレルの出番なの!!」
シ「そうですね。キュレル氏が『入れ替え』により、メトリー氏を呼び戻してください」
キ「合点承知の助です!!」
シ「………」
ラ「キュレル、何と母上を『入れ替え』るんだい??」
キ「これが良いのです!!」キュレルは懐から文を出した。
ス「ん?これは……『ミッションコンプリート。お前を既に知っている 正義の執行人』………」
シ「………キュレル氏…これは」
キ「これでバッチリです!!」
シ「いやバッチリというよりトバッチリをくらいそうな気が…」
メ「キュレル、気持ちは分かりますが」
ラ「気持ち、わかります母上?」
メ「今回のミッションは、痕跡をなるべく残してはいけないのです。なので、もっと目立たないものにしましょう」
キ「なるほどわかりました!!じゃあ、その辺の石とか髪の毛とかにします」
シ「…それが良いですね」
キ「勇者様のはかわいそうだからとらないです!!」
シ「誰のアタマにとる髪がないって??」




