4.世界の終わりとハードボイルドワンダーランド
世界の終わりとハードボイルドワンダーランド
村上春樹氏著
ここらで新風をいれなくては、と新しめの本を入れました(でも古い)。
こちらは一応作者名と共にご紹介です。
ご存知、村上春樹さんの初期の作品です。
じわじわとのめり込まされる話です。ラストも好き。
読むたびに太ったスーツの女の子が上手く想像出来なくて困ります。イメージ画が欲しい。
ハルキさん(私はそう呼ぶ)は好きな作家さんでして、これ以外も一通り読んでます。本もわりと購入している。
「世界の終わり〜」も持っているし、「ノルウェイの森」も「スプートニクの恋人」も持っている(全部初期だな)。
あとエッセイも読んでいて、何なら持っている本は小説よりエッセイが多いです。エッセイのお気に入りは「雨天炎天」「遠い太鼓」「シドニー!」です(全部旅行記だな)。
「世界の終わり〜」の続きと言われている「街とその不確かな壁」は読んでいないので(私の中では「世界の終わり〜」で完全に完結しているので読むのが怖い上に、人気だから図書館にない)、きっとハルキストと呼ばれるほどではないのですが、ファンかと聞かれればたぶんファンです。
「世界の終わり〜」もお勧めですが、よろしければ「雨天炎天」あたりどうでしょうか?これは旅行記なのにちょっと異世界感があります。前半はハルキさんが宗教的理由で男性しかいない島を徒歩で回る話です(ムーンの異世界BLっぽくてワクワクしますね。でも完全に健全な旅行記です)。
文庫だととっても薄いので旅行や出張なんかにちょうどいいです(あ、購入を勧めてしまった。図書館にもきっとあります)。




