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前世がコミュ障男な僕がVtuberになれますか?  作者: カムカム
8章 コミュ障、新プロジェクト!?
88/158

87話 自分の企画第0回

次回から二日で一話更新を再開しようと思います!

定期的に更新できるよう楽しみながらも頑張っていこうと思います!

@九尾狐狐 Monster Live三期生

遂に新企画が始まります!

今日は第0回、コラボ相手は皆さんお馴染みの三期生みんなです!

ぜひ見に来てください!

狐狐のココ好きVtuberのタグは『♯狐コ好きVtuber』です!

♯狐狐ライブ

♯狐コ好きVtuber


「皆さんの新しい推しが見つかるかもしれない!

狐狐のココ好きVtuber〜...!」


事前に決めていたタイトルコール。

練習はしていたものの、やはり本番のプレッシャーは凄まじく、少し声が震えてしまった。


【狐狐ちゃんが新企画始めただと...】

【しかもこれコラボ企画なんよねw】

【狐狐ちゃん大丈夫かな】

【タイトルコール慣れしてなさすぎて可愛いw】


いつにも増してコメントの流れが速く感じる。

コメント欄は僕の心配をするコメントが半分、新企画を楽しみにしているコメントが半分といった感じだ。


タイトルコールの躓きを引っ張らないよう、一度落ち着いて進行を始める。


「み、皆さん、こ、ここにちは...!」


【ここにちは〜!】

【ここにちは!】

【めっちゃ緊張してるw】

【声震えてるやんけ...!】


「なんと、僕の新企画が始まりますた...

始まりました!」


【誤魔化したなw】

【綺麗に噛んだ...】

【こっちまで緊張してきた】

【落ち着け〜!】


「えっと...この企画では、いろんなVtuberの方とコラボして、コラボして下さったVtuberさんについて語り合い、皆さんの新しい推しを見つけようといった企画になります...!」


【最近Vtuberまた増えたもんな〜】

【前まで全員把握できるくらいしかいなかったのにね】

【新しい推し見つかるかな...?】

【増えすぎて配信追いつけないわ...】

【俺は一生狐狐ちゃん推すぞ!】


Vtuberの数は今や数えきれないほどに増え、全員を見ることは到底不可能になってしまった。

視聴者は気になるVtuberに落ち着いてしまい、新しくデビューした人や陰で頑張っているVtuberさん達が埋もれてしまっている。


この企画はそんな人達を紹介することで、見ている人達に存在を知ってもらおうという目的があるのだ。


最初の挨拶を終え今回のコラボ相手を紹介する。


「記念すべき第0回のコラボ相手はMonster Live三期生のみんなです!」


「やっほーみんな!赤桶奈女々だぞ!

今日は狐狐ちゃんの企画最初のコラボ相手として頑張っちゃうから見ていってね〜!」


「皆さんごきげんよう、鬼野鳴子よ。

新しい企画に呼んでくれて嬉しいわ、頑張りましょう!」


「ガシャ=ド=クロです。

面白そうな新企画だから、狐狐ちゃんのサポート頑張って楽しい配信にする...!」


【あったか三期生きちゃ〜!】

【実家のような安心感】

【この四人の安心感えぐい】

【親の声より聞いた三期生の声】

【↑もっと親の三期生聞いて】

【↑親の三期生ってなにw】


三期生のみんなと第0回をすることは告知していたが、やはりみんなの反応が良くコメントの流れが速くなる。


「じゃあ、この企画の流れを全体的に説明します」


僕はみんなのモデルを端に寄せて事前に用意したカンペを配信に映す。

マネージャーの葵さんに確認をとりながら作った物なので間違いはないはず...


「この企画は、皆さんの新しい推しを見つけるきっかけになれば良いなと思い始めさせていただきました。


というのも、この企画でコラボさせていただく方にいろんな質問をするので、その人の魅力を視聴者さんに知ってもいたいと思います。


いろんなVtuberさんのことを知ることができる配信になっているので、今まで見てこなかったジャンルのVtuberさんの配信が気になるかもしれないですね...!


今回は第0回ということで、三期生のみんなに来てもらいましたが今後は多分初対面の方とコラボしていくことになります...!」


【大丈夫なんか...?】

【狐狐ちゃん、立派になっちゃって...】

【今回はリハーサルみたいな感じかな】


「では早速、みんなに自己紹介をしてもらいましょう!」


「ここで自己紹介をしていけば良いんだね!

改めまして!赤桶奈女々だよ!


私の配信は雑談とかが多いかな、最近は歌を歌おうかなって思ってる!

カラオケ枠は今後やっていくかもね、どうぞよろしく!」


「ありがとうございます!

えっと...雑談は主にどんなことを...?」


コラボ相手の自己紹介後、本題前に少し話を掘り下げるように事前の打ち合わせで決めている。

だが、自分から話を掘り下げるなんてしたことがなかった僕は声が緊張でガチガチになってしまった。


「緊張しちゃってるね〜...

もっと気楽に聞いてもいいんじゃないかな」


「う、うん...

ざ、雑談はどんなことを話してるの...?」


「そうだね〜、基本的には流行りのものだったり自分が話したいなって思った事を話してるね。

あとはコメントに答えたりとかかな〜。


というか狐狐ちゃんだったら配信見てたりするんじゃないの?」


「え、あ、うん...いつも見てるよ」


「やっぱりか〜」


【抜かりないなこの狐...】

【Monster Live全員追ってるんじゃないか?】

【同じグループの配信を全部見てるとか好きすぎでしょw】

【流石狐狐ちゃんやで...】


お互い気恥ずかしくなってしまい、一瞬の間ができてしまう。

僕は気持ちを切り替えて、次の鳴子ちゃんに話を振る。


「え、えと...じゃあ次は鳴子ちゃん...!

自己紹介をお願いします...!」


「ええ、分かったわ。


ごきげんよう、鬼野鳴子よ。

私の配信は雑談が多いけれど、基本的にはいろんなことに挑戦する配信をしているわ。

よろしくお願いします」


「ありがとうございます、この前痛辛ラーメン食べてたけどお腹大丈夫...?」


僕は思い切って、実際に配信を見ていて気になった事を質問してみた。

そっちの方が僕にとっては話しやすい。


「あれは食べない方がいいわ...

頑張って完食したけど、お腹の調子は最悪よ...

でも、美味しいのがまた憎いところね...」


「辛いけど美味しいんだ...」


「食べるには相当の覚悟がいるわね」


鳴子ちゃんと少し話して、最後のドクロちゃんにも話を振る。


「最後にドクロちゃん、自己紹介をお願いします」


「うん、分かった。


どうも、ガシャ=ド=クロです。

配信ではホラーゲームをやってます。

面白いホラーゲーム見つけた人は教えてほしいな。

今日はよろしくね」


「ありがとうございます、一昨日くらいに長編ホラーゲームのエンディング行けたんだっけ?」


「そう、あれはすごく良かった。

今までのホラーゲームによくある王道なんだけど、前作との絡みだったりが良くて完全に別視点なんだけど繋がっている不思議な感覚だった」


「見てて凄く楽しそうだったよ」


「狐狐ちゃんもする?」


「ぼ、僕は遠慮しようかな...」


コメントも盛り上がる中、全員の自己紹介が終わる。

ここからみんなについてどんどん語っていく...


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@_Kamu_Kamu

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― 新着の感想 ―
[良い点] マジで全員の配信見てそうだなあ ガンバレココ
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