殿上人はわからない
眠い
天文八年 十二月 絶望の日
近くを歩いただけで妹にがん泣きされて家から叩き出された。
兄妹の仲が良さそうな蛙君に土下座して頼み込んだが頑張れじゃねえよ。
そこからいろんな事を愚痴っていたら先日の絵描き内乱の話を思い出したので蛙君に任せる事にする。正直どうでもいいし。
ところでどうすれば妹に懐かれると思う?
え?五月蠅いのが駄目?
存在が五月蠅いってどうすりゃいいんだよ…。
天文八年 十二月 洗う日
話題になってる変な献上品がうちにも周ってきた。
いい香りのする石鹸という汚れ落としらしい。
灰汁とかでいいと思うのだが。
母様が気に入ってるようなので何も言うまい。
臭い?
いや母様の使ってる香の方がやば(この先は汚れて読めない)
天文八年 十二月 大事になってる日
死ぬほど頭が痛くて動く気がなかったが蛙君に引きずられて朝廷に行くことになった。
…なんで?
知らん間に変わった絵がどうとか正統がどうとかでいつの間にか御門にまで話が行っていたらしい。
それで御門の前で描いて勝負をつけることになったらしい。文化人を集めるための試しがどうとかいう話である。
そこまではいい。いやよくないが自分は関係ないからまだいい。
なぜその争いの見届け役で呼ばれたのかいや爺さんそれもよしじゃないから。
争いの過程は蛙君に嫌がらせで記録させたので過程は省くが萌枝派という新しい流派が誕生した。
なんでも技術は枝から新緑が萌えるようなものって説明でそうなったらしい。
この時代にはないような妖怪みたいな絵は技術がないと描けないらしい。
よくわからん話である。
で、何で呼ばれたの俺?
天文九年 一月 新たな日
元服しました。
飛「頑張れば毎週投稿できる気がする」
兎「出来てないのが今だろ」
飛「流石に萌枝派は無かったかもしれない」
兎「そもそも筆で書けるのだろうか?」




