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第七十三話 噛みあう前の歯車

長くなったので前後編に。続きは明日投げると思いますが、新作の投稿を始めたので若干遅れるかも……? でもそっちは書き溜めてあるので投稿が遅れる最大の原因はユナイト。



 使えそうな素材を引っ張り出して机の上に並べつつ、SNSで今日の依頼は配信しないということを告知しておく。

 すぐにコメントが返って来たけど、「知ってた」みたいな反応が多い。そういえば前回ガルヴァドが次の依頼人について言ってたけど、あれも放送に乗ってるわけだから今回の依頼人が【セフィロト】のクラマスであるということはバレてるのか。

 コメントの中には「エボニーも配信してないから見るものがない」というのもあった。防具職人と言えばエボニーだし、セフィロトの依頼で防具作ってるんだろうな。


 まあそんなわけで、今日の視聴者はシダとカトレアの二人。カトレアはクラマスの代理としてせっかくうちまで来てくれたのだから、せめて楽しんでもらえるように頑張ろう。



「よし、じゃあ作っていくよ」



 まず、統機の炉心に[真化(アクティベート)]のUNIT化を行う。設定する特殊効果は[統機]で、ここには特に設定する項目はない。これが一つ目のUNIT。

 次は……どうしようかな。直剣の中でこの素材を使えそうなのは(ガード)の中心くらいだし、柄の方から攻めていくか。


 適当な金属で輪っかを作り、そこに統機の炉心をはめ込んで合体。完全にくっついているけど素材が違うので別パーツ扱いとなり、輪っかもUNIT化が出来る。

 輪っかに使うのは[回転]のUNIT。他のパーツと連動するようにしたいし、条件設定とかは最後にまとめてやりたいので細かい設定は後にしておく。


 で、次に作るのは鍔。直剣だし、デザインのベースは一般的な十字形の鍔にするつもりだけど、今回はそこに機械的なモチーフを詰めていきたい。

 まず基準としてさっきの炉心を配置して、出来上がりを見るために一つずつ配置していく。

 コイルっぽいモチーフとか、メーターみたいな部品とか、イクテュエス産の素材にはそういう機械的な見た目のものが沢山ある。今回の武器にはそういう素材がかなり適しているので、キャパシティオーバーしない程度に盛りたい。

 というか炉心のキャパシティの値が今までに類を見ないほど高いのでかなり好き放題できそうだなあ。なんて考えつつ、ある程度配置できたので一旦この状態で写真を撮る。

 後々になってこの部分のパーツのどれかをUNIT化したくなる可能性もあるし、キャパシティ超える可能性もあるし、装飾として設定するか素材として設定するかでもコストが変わってくるので、ここを合体させるのは最後にしておく。


 柄の部分はカブロの木材を使い、それを覆うように横死竜骨でコーティングして、握りやすいように溝を入れる。ゲームなので握りやすさが本当に変わるわけではないけど、現実と同じような理由のもとでディティールを入れていくとリアリティが増すのでこういう部分も忘れない。

 ちなみに横死竜骨は装飾品扱いにしたので武器には影響を及ぼさない。この量なら大したコストではないけれど、闇属性強化+2とかが入ったりすると美しくないし。

 柄頭の部分は保留。保留が多すぎて全然形が出来上がってないけど、どう連動させるかとか考えないといけないので仕方ない。


 というわけで次は剣身に移る。

 剣身に使うのは『()薄氷(はくひょう)』という素材。名前に氷とついているし、実際氷のように透き通っているけど、これはれっきとした金属だ。

 かなり希少な素材ではあるけれど、多少値段が高くてもクラマスなら払えるだろうしガンガン使っていく。


 陽の薄氷を溶かして剣の形に整形。柄のサイズと比較すると少し小さいけど、今はこれで良い。砥いだりするのは一旦後に回しておいて、二つ目の剣身を作る。



「……? もう一つ作るのか?」


「うん。別に双剣にする気はないけど、まあ見てれば分かると思う」

 


 用意したのは皚柳鋼(がいりゅうこう)。ウィロー雪鉄と氷柱白金から作った、純白の合金だ。

 これを溶かし、陽の薄氷で作った一つ目の剣身にコーティングしていく。コーティングと言ってもこれ単体で使えるように結構分厚くしているので一回りどころではない大きさになったけど、元が小さいので全体のバランスとしては良い感じ。

 一つ目の剣身をアイテム化することで外し、両方の剣身を研いで整形。もう一度剣身同士を重ねて確認してから、二つ目の剣身のUNIT化を行う。

 使うUNITは[分離(セパレート)]。これまでに使ったことはあまりないけど、簡単に言えば一つの素材を二つに分離させるような使い方ができるUNITだ。実際は大剣を分離して双剣にするというような使い方が多いけど、今回はただ単に分離させるだけにとどめる。

 分離のさせ方は、左右に真っ二つに分かれる感じで。



「ここから直線で……こうかな」



 UNIT編集画面から分離の設定をして、実際に魔力を流して分離させてみると、剣身は想定した通りに左右に分かれた。

 今の状態だと左右に分かれるだけだけでそのまま外れてしまうけど、最終的にはこれも全体の動きの中に組み込む予定なので[変形]を使う別パーツと連動させるつもり。

 まあそのパーツは鍔の部分にする予定なので、これもすぐにはできないけど。



「なんかすごくごちゃごちゃしてきましたね」


「パーツごとに作らないといけないからこうなっちゃうんだよね。でも一応これでも全体の半分くらいは出来てるから」



 どこにどのUNITを使うかもだんだん固まって来たし、今のところ全体のバランスもいい感じ。

 さあ、残り半分も頑張って作っていこう。

前々からあとがきで言っていた、いまユーカリが遊んでいる「アリスフィアフラグメンツ」というゲームを戦闘職のプレイヤーがバリバリ遊んでいくタイプの話をようやく投稿し始めました。

「アリスフィア・フラグメンツ 〜MP極振りで全部吹き飛ばす最強魔法少女のVRMMO攻略記~」というタイトルでやってるのでぜひご覧ください! そして面白ければ評価を……

同じゲームなので当然ユーカリを筆頭にこれまで出てきたキャラが結構出てきます。強キャラ扱いされてるユーカリが見れますよ。最初に出てくるのは多分ヘルメスですが。


ちなみに今になって新作を投稿し始めたのはこの小説を終わらせるめどが立ったからなので、ここからエタることはないです。内容が内容なので完結後も同じようなペースで番外編投稿すると思いますけどね!

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― 新着の感想 ―
[一言] 仇討ちは?
[良い点] 更新乙です! 別作も読みに行きます! [一言] >>あとがき それならアリスフィアフラグメンツシリーズとしてシリーズにまとめてしまうというのはどうでしょうか?
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