ひなたぼっこ
「にゃあぁぁ」
にゃあーーzzz
「寝ちゃったよ」
猫はそういってまた夢の中にダイブする。
なんでだろ、不思議だ……
「私も寝てみようかな……」
そういって私は猫の横で横になる。
木に伝わる感じが温かくそしてふんわりと伝わってくる
「気持ちがいいぃー」
思わず顔が卵のようにとろけてしまう。
このときの私ってなんか卵になった感じがする、まだそれはまだな半熟卵いやまだ卵にもなれてないそんな感じかもしれない。
でも、そんな状態でも悪くなく、太陽はほんわかと私を照らしてくれる。
目一杯体を包み込んで、優しさの光を太陽さんがそこで私をお姫様抱っこしてるみたいに
そして、私は目をつぶってみる。
夏とは違って冬の終わりに来てもまだそれが未熟なせいかひんやりしているそれ、でもそのひんやりがまた良いと思ってる。
そして、程よい寒さを残して私の体にひんやりとしたアイスを与えてくれるのだ。
そのあとに温かいスープが私をごくりと与えられる。
その絶妙なバランスが私にとってとてもいい具合の自然が私に与えてくれるのだ。
それは何よりも変えがたいのかもしれない、ただ動かずに流れに任せて、空のなかを進んでいく。
周りに目を向ける、人の目を意識せず、ただただ気ままに海のようになんか私ってばクラゲみたいだわまさにそんな感じにのっそりのっそりとふわふわと脱力ぎみに動いていく
あっクジラだ!とかあっ空には虹が出てるとか、昼間なのに流れ星だ願いを叶えなきゃ!とか本当だったら見逃してしまうそれを私は必死に探す、なんかどうでもいいことかもしれない、でも、そんなどうでもいいことだから、自然と目がそういうのに向くのかもねと言いながらきずけばそこは終点につく。
「さっ楽しい時間も終わりだよ目をさましましょうかにゃあ」
「あっ猫さんだぁ」
そこには車掌姿をした猫が私をこんこんと叩いて終わりだということを知らせてくれる。
アラーム仕掛けの人情仕掛け、楽しい時間はあっという間だったことに少し物寂しい、でも……
立ち止まってちゃいられない
楽しさとはそういうもの
そうだ、人生腹八分目が良いとそう自分に言い聞かせて目を覚ます、そしてその前に
言っておきたい、この言葉
「猫さん!」
「おや?どうかしましたかにゃ?」
猫の車掌は優しげに眉をあげるのである人の良さそうなその顔に思わずそこにいたくなるような無条件降伏を感じるのである。
でも、それだと前には進めない、私はおもいっきり振りきるかのように声を張り上げて
「ありがとうございましたー!」
そう声を精一杯あげていうのである。
お礼の言葉を私のスピーカーにのせて
そして、それをいうとにっこりと笑う
猫もまた会えるといいですねとにこりと笑ったそんな気がしたのだった。
パチリ
そして、目が覚める
きずけば夕方の淡い光が夜の闇と交代しようとしているそんな気がしたのだった。
「うわっ寒ハックション!」
私は思わずの鼻水を外にぶちまけてしまう。
体が寒いといっている証だ。
月は三月なれどまだ肌寒い、この寒さは夜の寒さ、寒さはまだ春の訪れを感じさせるには程遠いそんな気がする。
でも……
私が猫のまねをしてみたひなたぼっこはどことなく春の訪れを感じさせるものであったということはいうまでもなかった。
「あっ!今度はこたつのなかにいる行こう」
そして、私は再び猫のいるところへ向かって旅まがいに行動するのであった。




