第一話:誕生
まどろみの心地良い眠りが覚めつつある。
うっすらと何かの記憶が自分の中にあるが、どこか霞がかかったようにはっきりした記憶がない。ただ、誰かに何かを言われたような……。
起きようとして何か邪魔なものが自分を包んでいるのに気がついた。
ぐい、と体を伸ばせばそれが破れてゆくのが分かる。そうして自分はそのまま勢いに任せて体を起こし……。
目を開いて最初に見たのは髭面の男でした。
後に大きくなってからこの時の事を思い返すと色々と思う所がある。
すり込み、なんてものがなくて良かったな、というのはまだ真面目な方。
石を片手に振り上げていた事から自分が入っていた卵を割るつもりだったんだろうな、とか色々とだ。
とはいえ、この時はそんな事考える余裕なんてなかった。
何せ、目が開いて最初に見たものが血走ったギラギラした目、痩せこけた髭面、振り上げた石……もう、ね。自分を食うつもり満々、いや、自分が直前まで入っていた卵を割るつもりだったんだろうっていう空気を全身から発散させていた。
相手もまさか正に割ろうとしていた卵から自分が出てきたのに驚きはしたんだろう。けれど……。
次の瞬間には食うものが卵の中身だろうが、肉だろうが関係ないって思ったのか一瞬の呆けたような表情が鬼気迫るものになって石を握る腕に力が入ったのが分かった。
だから、後はもう必死だった。
そりゃあ俺だって生まれてすぐに死にたくないから、必死だよ。
とはいえ、こっちは卵からでかかった所。まだ手足とも卵の中で翼もろくに出てない。出てるのは頭だけだが、噛み付こうにも届きそうにない。
だから――。
殆ど無意識のままに、喉の奥からこみあげるものを吐き出すように叩き付けた。
――燃え盛る焔の玉を。
無我夢中だからこそ良かったのだろう。きちんと発動したそれはファイアブレス、と称されるものだった。
もちろん大人のそれに比べれば子供だましみたいなものだったが、それでも人一人相手なら十分な威力を持つそれは誘導されるでもなく、ただ闇雲に吐き出されただけだったが距離が距離だった上に逃がすまいと身を乗り出していた男は避ける間もなく直撃を食らった。
それでも通常の火なら一瞬で消えて終わっていただろう――普通の火なら。
確かに直撃した瞬間は熱いだろうし火傷もするだろうが、それでも衣類や髪に燃え移ったりしない限り、或いは余程運が悪くない限り致命傷レベルにはならない。
しかし、仮にもそこは魔法的な要素を持つファイアブレス、というべきか。焔は直撃するや男の上半身を包み込むように轟然と燃え盛った。さすがに男もこれには耐えられず、悲鳴を上げてもがく、もがくが地面に転がって転がり回っても火は消えない。
この時は知る由もなかった事だが、竜の火は竜自身の意志によって左右される。
もし、この時竜である彼が助けたいと思っていたなら、火は消えていたはずだ。燃える為の燃料たる魔力の供給が途絶えるのだから当然だ。
だが、さすがに生まれたばかりとはいえ、殺意満々で自分を食う気だった相手にそんな気持ちになれるはずもなく、というかそんな余裕もなくただ動かなくなるまでじーっと睨みつけ続けていた。
ようやっと動かなくなっても、しばらくの間はじっと卵を壁に見立てるように首だけ出して男を睨んでいたがしばらく待っても動く様子が見えない事にようやくほっと力を抜いた瞬間。
『ふうん、火は持ってるんだね、なかなかちゃんと使いこなしてるじゃないか』
そんな声がかけられた。
ただし空気を振るわせる音としてではなく、頭の中に直接。
それでも混乱に陥らなかったのはその声に特に理由もなく安心感を抱いたからか。
視線を向ければ、何時からそこにいたのか巨大な白い姿があった。
正確にはそこにいたのは純白に青みのかかった長い毛に覆われた巨大な犬のような姿をした、けれど頭から四本の鋭い角が左右二本ずつ後方に向けて生えた、そう、その姿を見て自分は素直に呼びかけていた。誰に教えられるでもなく、それが正しいのだと理解して。
「かあちゃん」
自分のその声に口元を歪ませ、けれど間違いなく微笑んだと分かる母竜はちらり、と自分の横に視線を向けた。
釣られて視線を向ければ、そこには自分の兄弟姉妹となるのであろう卵が三つ。
それらには皹などは見られず、未だ割れる様子は生まれる兆候はない。
『どうやら一足先に生まれたみたいだね。ふむ……』
そう呟きながら何やら母竜は考えていたようだったが、すぐに「ま、いいか」とばかりに死体となった男へと視線を向ける。
その途端に男の体は瞬時に水蒸気を上げてカラカラに干乾び、次の瞬間には渦巻いた風が粉々に砕いて、外へと運び出していった。
ここでようやく自分は落ち着いて周囲を見る余裕が出来たのが、おそらく洞窟の中のようだった。
黒い岩に囲まれた洞窟内に母竜のものか羽毛のような柔らかな毛が洞窟の一角に敷かれ、そこに整然と卵が並べられていた。
母竜が自分を置いてくるりと外へと足を向けたのを見て、慌てて卵から体を引っ張り出し、てとてとと後を追いかける。
サイズが圧倒的に違いすぎるからそのままなら置いて行かれたであろうが、即座に気付いた母竜が足を止めた為に足元へと駆けつける事が出来た。
『一緒に行きたいのかい?』
母竜の問いかけにこくこくと頷く。
何しろ生まれてすぐに殺されかけたばかりだ。
実際には母竜が傍に何時の間にやらいたのだから、もしあそこで何も出来なくても殺されたりする事はなかっただろうとは理解出来るが、それとこれとは別の話。やっぱり、怖かったものは怖かったし、残った所で誰かが傍にいる訳でもない。卵は何時かは自分の弟妹となるとしても、今は単なる物に過ぎない。
幸い、というべきか。母竜は自分がついていく事に難色を示したりはしなかった。すぐに自分の周囲に優しく渦巻く風を感じ、体が浮かび上がる。怖いとか何かを考えるまでもなく、ぽふり、と柔らかい感触が自分の体を包み込んだ。どうやら背中に降ろされたらしい、と理解してふかふかの母竜の羽毛に埋もれるようにして少し体を揺すり、収まりの良い位置を探る。
我が子が落ち着いたのを見計らい、母竜は洞窟の外へと歩き出す。
外へと出ると、激しい嵐が吹き荒れていた。きょろきょろと周囲を見回す我が子に首を巡らして視線を向け一言。
『ふむ、どうやら風と水も持ってるようだねえ』
母竜のその言葉に自分は首を傾げる。
風と水も?
『気付かないのかい?この強風と雨の中、風に飛ばされそうにもなってないし、雨に濡れてもいないだろう?』
言われてみて気がついた。
てっきり母竜が何かしてるのかとも思っていたが、自分の小さな体を本来ならば持って行くに足るだろう暴風は穏やかに、激しく打ち付ける雨は自身を塗らして体を冷やす様子は全くない。おそらくはこれが風と水の属性をも持つという現われなのだろう。
そう理解して、初めて見る外の光景を自分は首をきょろきょろと回して眺めるのだった。
◆
よしよし、と母は思う。この地を選んだ事は間違いではなかったと。
ここは絶海の中に浮かぶ火山島だ。
風の通り道であるこの島は強風が常に吹き荒れ、四属性の要素を併せ持つ貴重な場所の一つだ。
火山であるから当然火の要素を持ち、海の中にあるから周囲は水の要素に満ち満ちている。絶海の中に屹立し、揺ぎ無く経ち続ける故に土の要素も強まり、常に吹き荒れる強風が風の要素を運んでくる。また、場所が場所故に外敵の存在もない。正に竜の子育てには持って来いの島であると言える。
それだけに母竜としては先程の人の子の存在を不審に思っていた。
……竜という存在は卵の時に周囲の要素を取り込み、己の属性として持って生まれてくる。
この生まれ持った属性だけは如何に成長しても変わらない為に、竜の親はなるべく多くの要素を持つ地を探し、そこで産卵し、子育てする。
もちろん、要素があるから必ず全要素を持って生まれてくるという訳ではなく、大抵はこれだけ強い要素を揃えても属性は二つ程度。運が悪ければ一つ、運が良ければ三つ、稀に全属性を持って生まれてくるというだけの事ではあるが、矢張り要素は多い方が良い。
人はこれに光だの闇だのといった要素を加えているようだが、実際には雷が風に、氷が水に含まれるように、光は火に、闇は大地に属する。
火山ならば火と土の属性を持つし、反面草原などならば土の要素しか存在しない。だが、総じて複数の属性を有する地というのは過酷な地でもある。
普通の動物達は近寄らない過酷な地。
竜種であっても下位でしかないものでは生存すら困難な程、結果として、大抵そうした地は竜王達の産卵地となるのだ。
もちろん、母としては別に属性が一つだろうが二つだろうが可愛い我が子に変わりはない。
それに、属性が多ければイコール強いという訳でもない。
属性が多いという事は引き出しが多い事へと繋がるが、同時に使いこなすのにそれだけ苦労するという事でもある。竜が年を食えば竜王と呼ばれる強大な別格の種として分類される。母竜自身もその竜王の一角だが、彼女自身の属性は風と水の二属性だ。
父親である竜王に至っては風属性のみ。それでも竜王となっている時点で、竜王となるに属性の多い少ないだけでは言えないという事が分かるだろう。
それでも、母としては矢張り選択肢が多い方が良いと考えてしまうし、どうせならその機会ぐらいは与えてやりたいと思う。使いこなせれば、という面はあれど属性が多い方が対処はしやすく、それらは特に幼少時の時にその便利さは発揮されるからだ。すなわち、成竜となれる確率がその分高くなりやすい。
そんな事を考えながら歩みを進めていく。
その足取りに迷いはない。
当然と言えば当然、彼女にとっては既に異常、異質なものがどこにあるかは把握済だからだ。そして、そう時間が過ぎるでもなく、彼女の視界に予想通りのものが姿を見せる。
『……やはり難破船の類でしたか』
そこにあったのは壊れた帆船。かなりの大型だ。
大洋に浮かぶ小島である以上、ここに人がいるという事は船が流れ着いたとは予想していた。もちろん、海に投げ出されて一人だけが偶然この島に打ち上げられた、という可能性もあるが残念ながらこの島の周囲は荒々しい岩礁。生身ではまず間違いなく岩に叩きつけられ、命はない。となれば、船ごと流れ着いた可能性が高い。
だが、この島は狙って辿り着けるような島ではない。それどころか、人はこの島の近辺を避けるような航路を取っている事を彼女は知っている。
当然と言えば当然の話、そこがどうしても通らねばならない或いは何らかの重要な要素を持つ海の要所、というなら危険を冒してでも通りもするだろうし確保しようともするだろうが、生憎この島は海の孤島であり、水の補給などを行う為の場所としても甚だ不適格な島だ。おまけに常に周囲は暴風と呼べるレベルの風が吹き荒れ、海はその風に煽られて大きく逆巻く危険極まりない場所、そんな島に好き好んで近づく船などあるはずもない。
必然的に、この島に近づきすぎたか、或いは別の地で嵐に巻き込まれて漂流したか……運悪くこの島に流れ着いた、それも岩礁をすり抜け、最後に島にぶつかっても形が残るような大型の船がごく稀に流れ着く事になる訳だ。おそらく、あの男はこの船の生存者の一人だったのだろう。
船の漂着自体は島を離れていた母竜が戻ってきた時点で気付いていたが、気にしていなかった。
これまた仕方がない。海流の関係なのか、壊れた船の残骸はこの一隻だけではなく、他にも何隻か流れ着いて未だその躯を海岸に晒している。大体、彼女は人が生きているかどうかなど、彼女の邪魔をしないならいちいち気にかけたりはしない。今回とて、男が自身の巣に入り込んでくるような真似をしていなければ放置していただろう。
そこに生命の反応があると知っていたとしても。
母竜は崩壊しかけた難破船に視線を向ける。
かなり頑丈そうな船だ、岸へと辿り着くまでに余りよろしくない当たり所があったにも関わらず持ち堪えたのはそのお陰だろう。
もっとも、その理由を考えると余り気持ちの良いものではないだろう、人であれば。
この船は所謂奴隷船であった。
一口に奴隷と言っても一度海上に出てしまえば脱出も事実上不可能な人だけであればそこまで頑丈に作る必要もないだろうが、この船は比較的高い知能を持つ魔物、その中でも水中を動く種族や空を舞う種族をも運べるように、そして彼らが脱出出来ないよう頑強な檻とそれを運べるだけの船体を保有していた訳だ。
そうした種族と共存するような地域もあり、そうした地域でこうした行為は重罪な反面、そうした種族を飼う事に興味を持つ好事家らもまた存在する。
そして、取引が禁じられているからこそ高く売れ、高く売れるからこそそれの取引を狙う者もまた存在する。
当然、そんな船は正規の航路は取れない。奴隷商売を容認する国家というのはこの世界では案外少ない。人魚などと敵対した場合の漁業への悪影響などを考えれば当然なのだが……それだけにまともな寄港が出来る場所は限られ、通常の安全な航路以外を通ろうとしてこのような躯を晒す事になる訳だ。
(さて……)
母竜は心の声を極力絞って声をかける。
『そこに隠れてるの、出てきな』
母竜が声を絞ったのは竜王の精神によって放たれる心声は人の精神には強すぎるからだ。
少しの間を置いて、恐る恐る、という感じで一人の少女が姿を見せる。
(奴隷の方か)
首と足に鉄環が嵌められているが、足の鎖の先に木切れがこびりついた留め金がある。
どうやら、難破した際の衝撃で運良く鎖の取り付け部が破損したらしい……お陰で動く事が出来、助かったのだろう。……船の中の他の奴隷達、怪我で死ねた者はまだ良い。身動き出来ないまま或いは檻の中で、或いは繋がれたまま飢え、渇き死んでいった者達とは異なっていたのだろうから。……竜の感覚で船の中に人と人外問わず骸はあれど最早生者はいない事を感じ取っていた。
けれど、母竜にとって、重要な事はそこではない。
さて、この少女をどうすべきか、と少し考える。
別段、竜は血に飢えた種族ではないし、目障りだからと殺すのもなんだ。自身は食事など要らぬし、この少女を食う気もしない。我が子達とて同じ事。幼き頃は自らの乳を与え、乳離れする頃には自らの属性の魔力を吸収し、食物など殆ど必要ではなくなるはずだ。
故にあっさりと決断を下す。
『よいですか。私達の所には関わらぬ事です。巣に近づかぬ限りこの島でお前がどう生きようが』
知らぬ。
そう告げようとした。
非情なようでいて、実の所甘い判断でもある。
この島には複数の船が流れ着いている。長期の航海を前提としている為に保存食をかなりの量搭載し、今回打ち上げられたこの船以外の船にも食べられるようなものが未だ残っている。
それらと合わせれば、食いつないでゆく事は出来るだろう。
住む所に関しても、子育ての為の巣として選んだ洞窟以外にも火山島故に溶岩が流れた後の空洞、洞窟には事欠かない。
そう、この島で生き延びるだけならば漂着物を元に生きていく事も出来るはずだ……ただし、この島からの脱出は絶望的だが。漂着する、という事からも分かるように風も海の流れも島へと集束する力の方が強い。まともな船の建造技術も設備もない状態で抜け出せる程甘い環境ではない。まあ、自殺する気なら話は別だが、それならもっと楽な方法が他にあるだろう。
しかし、そんな母竜の言葉が止まったのは我が子が何時の間にやら自らの背から降りて、少女を見詰めている事に気づいたからだ。
すぐにトコトコと近づいてゆく。
それに少女は少し怯えたような様子を見せた。
無理もない話だ。この世界の本物の竜という種族は人にとっては災害に等しい。子供とはいえ、サイズ的には既に普通の犬サイズであり、ましてや傍には巨体を誇る母親がいるのだ。怯えても当然と言えよう。それでも逃げないのはただ単に体が弱っているからに過ぎない。
母の方からすれば、何に興味を持ったのかと敢えて我が子を見守っていたのだが……その後の反応は母竜と少女双方の予想外の行動に出た。
(……懐いている、というべきなのかしら?)
母は困惑した思考を巡らす。
我が子はその少女に心地良さそうに擦り寄っている。その様子を見て不機嫌そうと見る者はいまい。
その様子を見て、改めて少女を見やる。今度は少し本気でしっかりと。
……成る程、この子はどうやら根源の欠片を持っているらしい。
根源の欠片、なんて言うと大げさに聞こえるかもしれないが、実際には魔法を扱える者ならば誰もが所持している。逆に言えば、持たない者には魔法は扱えないという事であり、竜ならば目の前の少女よりずっと大きいものを目の前で少女に懐いている生まれたばかりの我が子でさえ所持している。
そして、竜は成長するに連れて世界から欠片を取り込み、強大になってゆくに連れて欠片もまた巨大になってゆくが、人は最初に持つそれ以上は欠片は成長しない。取り込む為の器官とでも呼ぶべきものがないのだから仕方がない。魚は水の中から必要な酸素を取り出す鰓を持っているが、持たない人は水の中にい続ければ呼吸が出来なくなりおぼれる。それと同じだ。
まだ断言は出来ないが、その欠片に属性は宿る。
してみると、この少女は我が子と同じ属性をその欠片に宿している可能性が高い。そこら辺は魔法を取得させてみれば分かるだろう。自分自身は人の魔法なぞ全く知らないから無理だが。
さて、しかし、そうするとこの少女をどうすべきか。
……折角我が子が懐いているのだから子育ての手伝いでもさせるか。
そう考えると悪い考えでもない気がしてきた。
長男たる我が子の属性からして最低でも三色以上の属性を持つ欠片を宿している可能性が高く、であればこれから生まれてくる我が子達も殆どは嫌いはしないだろう。万色とも言われる四色を宿していれば尚良い。
もちろん、自分だけでも子育ては出来る自信はあるが、何しろこの巨体だ。細かい事は矢張りしづらく、能力を用いる事になる。
『ふむ……我が子が懐いているようですし、お前に機会を与えましょう。これから私の子育てを手伝いなさい。さすればお前の食事などは用意してあげましょう。もし…』
きちんと勤め上げたならば人の領域まで送ってやっても良い。
なに、そう長い話ではない。我ら竜族の子育ての期間は短い。精々三年程度でしかない。野生動物として見るならば長く、人のそれから見ると極めて短い、その程度でしかない。間違ってもお前が老婆となったりするような事はない。
そう告げ、軽く力を放ち鉄環を砕く。
必死に頷く少女に最早視線を向ける事はなく、我が子に慈愛の視線を向けた母竜であった。
はじめての方は、はじめまして
これまで拝見されてきた方には、いつもありがとうございます
今回の作品はかつてこちらに投稿していた「飛竜になりました!」という作品を全面的に書き直した作品です
元々の作品が某狩りゲームを元にし、他の作品にちょっかいをかける、という二次創作であった為に一からの新作となっています
前はある程度成長し、強くなってからの場面でしたが今回は誕生編、幼竜編、成竜編、と小さい頃からその成長と共に書き進めていく予定です
最初の頃は絶対的強者というには程遠い為やきもきする場面もあるかと思いますがお付き合いの程、よろしくお願いします




