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二の第2話

はい。お待たせ、待った?

更新速度は亀より退化しもはやナメクジ並ですね。




どうも、種族は着せ替え人形。蛍です。


「これも良い!!なんでも似合うとかすご!可愛い!」




朝。いつもの如く朝パンを食べ(今日は菓子パン)、さあランニングの時間だ!といった感じでテキパキと準備を済ませ、ジャージ姿になり小銭をポケットに忍ばせ、いざ出陣。

もはや当たり前になりつつある、朝に外を歩いたりペットの散歩をしている近所の方々に挨拶してまわった後に帰宅。

するとそこにはテーブルの椅子に座る夏菜子の姿が。だが蛍は特に反応することなく手洗いをして、コーヒーを用意する。

というのも、実はこれが初ではないのだ。なぜかはわからないが、夏菜子は朝はいつも蛍の家に来る。

蛍も最初こそ、不法侵入だしせめて連絡してくれと言っていたものの、なぜか今家にいるよとかお邪魔してますなど、連絡が来ても内容が報告しかこないので、もはや合鍵を渡している。報告しているから不法侵入ではない?もののピッキングはやめてほしい。

因みに蛍は鍵を開けておくと言うことを絶対にしない。詳しくは省くが過去にソレで痛い目を見たからだ。


まあそんなわけで、いつものルーティンになりつつある夏菜子との朝の会話中、あることを夏菜子は気にしたようだ。


「蛍はその体に合う服って持ってるの?」


それは私服。

確かに蛍は家にいるときはジャージしか着ないし、外に出かける時もいつものセーターにスカート姿と、このふたパターンしかない。少なくとも夏菜子はソレ以外の服を着た蛍を見たことがないし、もしや普段から着れる服がこの二つしか無いのではないかと危惧したのだろう。

その推理は正しい。

蛍は今の姿で着れる服はこの二つしか無いのである。他も……あるにはあるが、ぶかぶかだったり組み合わせの無いスカートだったりと、外出にも普段着にも使えないものだったりする。


そのことに今思い至ったのか、蛍もハッ!とした顔をする。



うん。俺も今気づいたわ。

そういわれれば心当たりが無いこともないしな……

言っても外出用と私服用の二着あったらローテーションできるしあんまり困らなかったからなぁ……これが仕事しなくても良くなってできた悪癖か。


「そーいわれてみれば……ないな?」



蛍のその言葉に夏菜子は衝撃を受けたようだ。

「あー…そういえば……うんうん。よし…!」と小声で呟いている。

蛍がそれを尻目に(二着だけだと夏とかマズイかなぁ。アマ○ンで適当に買うか)と考えながら、砂糖とミルクを入れたコーヒーをスプーンでかき回していると、夏菜子は顔を上げ蛍と目を合わし、笑顔でこう言った。


「蛍!今日は服でも買いに行かない?」





そーしーて、今に至る。



「もこもこ蛍可愛いよー!!」


蛍は思う。


いや服はいいんだけど……カナが騒ぎすぎて周りの目が……



この温かい目で見られてる状況キツい、と。




見てくれてありがとうございます!



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