表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
44/70

第43話


時は数分ほど飛び、時刻は夕方の午後五時半。


茜色に染まった空と、暗くなっていく青色が綺麗なグラデーションを彩る。

照らされる住宅の窓やミラーを反射する夕陽の光は存在を主張し、夕焼けに背を向ける者の目にも眩い光を浴びさせる。


ビルなどの高層な建築物は無く、道路を照らす夕焼けの光。

疎らに走る車の列が風を切りながら進んでいく。


その車の列にある一つの黒い車体の内側。



窓から差し込む夕陽の光にあてられる恐ろしいほどに顔が整った端麗な少女。

その翠眼はエメラルドの宝石のように美しく照らされ、腰まで伸ばされた銀髪は今にも輝きだしそうだ。

たまに揺れる車内で、少女ながらアイドルのようにルックスの良い体を、しがみついている“ナニカ”と一緒に揺らす。



まあつまり、基地を出てからこの西蓮という女の人にずっとくっ付かれているのである。

こうも体をくっつけてきたり、触っているスマホを覗くために顔を横に出してきた時など、最初こそドギマギしていたものの、今は居心地が良いと感じるようになったのだから慣れたものである。

この収まり具合は人をダメにするクッション並みにリラックスできる。だが、


そもそもなぜついてくるのか。コレガワカラナイ。


いや、平然と駐車場にある黒い車まで一緒に来てたし(抱えられている状態)、この時点では、

「お見送りに来てくれているのかな?フッ、随分と懐かれたもんだな(キリッ)」

とか考えてたんだよね(抱えられている状態)

でも何食わぬ顔で車に乗るし、運転役のお爺さんは何事も無かったかのように出発するしさ。


う〜ん…………


ま、つまりは家の前までお見送りに来てくれているという事だな(思考放棄)



見てくれてありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ